フリーエージェント(FA)との交渉解禁2日目となった8月4日(現地時間3日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは新たに4選手と契約合意したことが報じられた。
まずは1年契約に合意したカーメロ・アンソニー。キャリア18年を誇る37歳のフォワードは、NBA歴代10位となる通算2万7370得点(キャリア平均23.0得点)を誇るスコアラーで、昨季はポートランド・トレイルブレイザーズのシックスマンとして平均13.4得点3.1リバウンド1.5アシストに3ポイント成功率40.9パーセント(平均1.9本成功)をマーク。
今回の移籍により、2003年のドラフト全体3位指名のカーメロは、同年全体1位指名のレブロン・ジェームズとNBAのシーズンで初めてチームメートとして共闘することに。通算得点で歴代3位(3万5367得点)のレブロンと、10位のカーメロが互いに力を合わせてチャンピオンシップ獲得を目指すこととなった。
3日に契約合意と報じられたドワイト・ハワード、トレバー・アリーザ、ウェイン・エリントン、ケント・ベイズモアにカーメロと、リーグきってのベテラン軍団となったレイカーズだが、4日に若手3選手もロースターへ加えることに成功している。
レイカーズは制限付きFAのTHTことテイレン・ホルトン・タッカーと3年3200万ドル(約34億8800万円)で再契約。さらにはケンドリック・ナンと2年契約、マリーク・モンク(詳細は不明)とも契約合意。
レブロン、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルックという超豪華なビッグ3にマルク・ガソルというベテランセンターを擁するレイカーズは、その周囲にベテランと若手を補強。オールスター選出が計55回、オールNBAチーム選出が計46回、オールディフェンシブチーム選出が計17回というスーパーチームを形成したと言っていいだろう。