1992年にNBA入りし、オーランド・マジック、ロサンゼルス・レイカーズ、マイアミ・ヒートなどを渡り歩き、通算4度の優勝を果たしたシャックことシャキール・オニール。
216センチ147キロという巨体からは想像もできないほどのクイックネスを駆使し、インサイドを制圧してきたリーグ史に残るビッグマンである。
今回はそのシャックの長男、シャリーフ・オニールについて紹介したい。
シャリーフは現在、カリフォルニア州ロサンゼルスのサンタ・モニカにあるクロスローズ高の4年生。203センチ93キロと、父親ほどのパワーこそないものの、ボールハンドリング、シュート力、ディフェンスにおけるスキルなど多彩な能力を発揮するスイングマンで、今春からはアリゾナ大へ進学することとなる。
現時点では、2019年NBAドラフト予想の上位指名にシャリーフの名前はないものの、恵まれた高さと身体能力を持つフォワードのため、アリゾナ大で飛躍的に成長すれば、すぐさまドラフト指名候補へと変貌するだろう。
1月21日(現地時間20日)、現地メディア『TMZ Sports』がシャリーフに直撃インタビューをしていたのでその模様をお伝えしよう。
『TMZ Sports』によると、シャリーフは自身のお気に入りチームがクリーブランド・キャバリアーズであり、レブロン・ジェームズを尊敬しているという。しかし、もしプロ(NBA)に行くのであれば、一番の希望はレイカーズでプレーすることだという。
レイカーズは今夏、大物フリーエージェント(FA)を獲得すると伝えられており、1年後、現有戦力とはまったく異なるロースターになっていることも十分考えられる。
それでも、00年から02年までレイカーズを3連覇へと導いた立て役者であるシャックの息子が入団するとなれば、ぜひともファンなら応援したくなるはず。
ちなみに、シャリーフ自身のツイッター(@SSJreef)やインスタグラム(@shareefoneal)には、大人気漫画「ドラゴンボール」好きなのが見て取れる。シューズだけでなくソックスも統一したり、Tシャツを着たりしている姿に、親近感がわく方もいるのではないだろうか。
https://twitter.com/SSJreef/status/950108107996217344