男子スペイン代表がアルゼンチンを撃破し、決勝T進出決定/東京オリンピック

チームトップの26得点を挙げたルビオ(中央)[写真]=fiba.com

 7月29日、男子バスケットボールの予選ラウンドがさいたまスーパーアリーナで行われ、スペイン代表がアルゼンチン代表と対戦した。

 スペインは初戦の日本戦に勝利し、白星発進を切っていたが、開始直後からアルゼンチンに7連続得点を決められる苦しい立ち上がりに。リッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)の3ポイントシュートなどで立て直し、一時同点に追いつくも、その後相手の反撃に遭い、20−25とリードされて第1クォーターを終える。

 先手を奪われたスペインは、続く第2クォーターで激しいディフェンスからリズムを取り戻すと、外角シュートを中心にポイントを重ねて逆転。このクォーターでアルゼンチンをわずか9得点に抑え、40−35で試合を折り返す。

 5点をリードして後半を迎えたスペイン。第3クォーターの立ち上がりこそ、ギアを入れ直したアルゼンチンの攻撃に手を焼いたが、中盤にルビオの連続得点でリズムを取り戻すことに成功。終盤にはパウ・ガソルが3点プレーを完成させるなど順調に得点を上積みし、61−53で最後の10分間へ。

 第4クォーターに入っても試合の流れは変わらず、ルビオを中心としたオフェンスでテンポ良く得点を重ねる。最後まで試合を優位に進めたスペインが81−71で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

 勝利したスペインは、ルビオが26得点5リバウンド4アシストを挙げ、日本戦に続いてチームトップの活躍を披露。アルゼンチンは、ニコラス・ラプロビットラが3ポイントシュート5本を含む27得点をマークしたが、2連敗を喫した。

■試合結果
スペイン 81ー71 アルゼンチン
スペイン|20|20|21|20|=81
アルゼンチン|25|9|19|18|=71

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