男子アメリカ代表がスペイン代表との激戦を制し、準決勝進出/東京オリンピック

チームトップの29得点を記録したケビン・デュラント[写真]=fiba.com

 8月3日、バスケットボール男子の準々決勝が行われ、アメリカ代表がスペイン代表と対戦した。

 世界ランキング1位のアメリカと、同2位のスペインが激突したこの試合。立ち上がりにアメリカがケビン・デュラントらの得点で先行するが、スペインのリッキー・ルビオに第1クォーターだけで13得点を奪われ、19−21とリードを許して終える。

 続く第2クォーターもスペインに主導権を握られ、なかなかポイントを挙げられないアメリカ。一時11点差をつけられてしまうが、終盤にザック・ラビーンデビン・ブッカーの得点で巻き返し、43−43の同点で試合を折り返す。

 タイスコアで迎えた後半、アメリカがデュラントとブッカーの3ポイントシュートで早々にリードすると、その後テンポのいいパス回しから得点を量産し、このクォーターだけで26得点を奪取。69−63とリードして最後の10分間へ。

 第4クォーターに入ってもアメリカの勢いは衰えず。ジェイソン・テイタムが積極的なアタックで得点を量産し、じりじりとリードを拡大。最後まで集中力を切らさなかったアメリカが95−81で勝利し、準決勝進出を決めた。

 勝利したアメリカは、デュラントが29得点でチームトップ。そのほかテイタム、デイミアン・リラード、ラビーンが2ケタ得点を挙げた。一方、敗れたスペインはルビオが38得点と奮闘したものの、準々決勝で姿を消すこととなった。

■試合結果
スペイン|21|22|20|18|=81
アメリカ|19|24|26|26|=95

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