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8月3日、東京オリンピックの男子バスケットボールは、さいたまスーパーアリーナで準々決勝がスタート。第1試合は予選グループC 1位のスロベニア代表と同グループB 3位のドイツ代表が対戦した。
第1クォーター、ルカ・ドンチッチのシュートで先制したスロベニアは内外とバランスよく得点を重ねる。一時はドイツにリードを奪われるが、残り6分26秒にドンチッチの3ポイントシュートで逆転すると、最初の10分間を25−14でリードした。
しかし、第2クォーターに入るとドイツに効果的に3ポイントシュートを決められ、31−29と詰め寄られる。スロベニアはドンチッチをコートに戻すも、ここから一進一退の展開に。このクォーターはドイツに23−19とされ、スロベニアのリードは7点になった。
後半の出だし、スロベニアはドンチッチとゾラン・ドラギッチの3ポイント攻勢で一気にリードを広げ、残り6分54秒には53−42とする。ディフェンスでも24秒ヴァイオレーションを奪うなど、攻防においてゲームを支配。66−54で最終クォーターへ。
スロベニアは足の止まったドイツを尻目に、最後までペースを落とさなかった。第4クォーターの終盤にはドンチッチら主力を下げるもベンチメンバーがゲームをきっちり締め、94−70で勝利。初めてのオリンピックでベスト4進出を果たした。
個人記録ではドラギッチが5本の3ポイントを含む27得点で両チーム最多をマークした。ドンチッチは20得点8リバウンド11アシストと安定した高いパフォーマンスを発揮。スロベニアは5日に行われる準決勝でイタリアとフランスの勝者と対戦する。
■試合結果
スロベニア 94−70 ドイツ
スロベニア|25|19|22|28|=94
ド イ ツ|14|23|17|16|=70