【BIG3】昨夏に幕を開けた3×3のプロリーグの新コミッショナーに、レジェンドのクライド・ドレクスラーが就任!

「BIG3」の新コミッショナーに就任したドレクスラー[写真]=Getty Images

殿堂入り選手がBIG3の新コミッショナーに就任

 昨夏、ラッパー兼俳優のアイス・キューブとエンターテインメントにおけるエグゼクティブのジェフ・クワネッツが中心になって立ち上げた3×3のプロバスケットボールリーグ「BIG3」。

 8チームがそれぞれ8試合を戦い、各チームの成績に基づいてトーナメントが行われ、勝ち上がった4チームが一発勝負のプレーオフでチャンピオンを懸けて争うプロリーグで、昨年はトライロジーが初代王者となった。

初代王者となったトライロジーには、マーティン(左端)やハリントン(右から4番目)が所属[写真]=Getty Images

 このBIG3には、アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)をはじめ、多くの元NBA選手が参戦。トライロジーにはケニョン・マーティン(元ニュージャージー・ネッツほか)やアル・ハリントン(元インディアナ・ペイサーズほか)らが所属しており、往年のNBAファンを喜ばせた。

 3月16日(現地時間15日)、BIG3はロジャー・メイソンJr.(元ワシントン・ウィザーズほか)に代わり、クライド・ドレクスラー(元ポートランド・トレイルブレイザーズほか)の新コミッショナー就任を発表。

 「クライドは完璧なプロフェッショナルであり、ビジネスマンとしても尊敬できる人物です。そして、バスケットボールをプレーしてきた最も偉大な選手の1人です」とアイス・キューブとクワネッツがリリースを通じてコメント。

 ドレクスラーは「私はアイス・キューブとジェフが私たちの生活にもたらしてくれた“BIG3”を、心から信じています。昨シーズン、私はこのリーグにおけるプレーのレベルとプロフェッショナリズムを見てきました。BIG3のコミッショナーという役割を担うことを誇りに思います。アイス・キューブとジェフと共に仕事ができることを楽しみにしています」とリリースを通じて語った。

 2シーズン目を迎えるBIG3は、今年6月23日(同22日)に開幕する。

歴代有数のオールラウンダーとして活躍した現役時代

 1983年ドラフト1巡目全体14位でブレイザーズに指名されたドレクスラーは、キャリア16シーズンをプレー。通算平均34.6分20.4得点6.1リバウンド5.6アシスト2.0スティールを記録し、オールスター選出10度、オールNBAチームには5度選出(91-92シーズンはファーストチーム)された実績を持つ。コート上を滑空するように跳び上がり、優雅な空中遊泳を見せていたことから、“ザ・グライド”というニックネームで親しまれた。

トマホークやウインドミルなど、多彩なダンクを幾度もたたき込んだドレクスラー[写真]=Getty Images

 ブレイザーズのエースとして、90、92年にはチームをNBAファイナルへと導き(いずれも敗退)、92年には初代ドリームチームにも選出された。95年2月中旬、カレッジ時代を過ごしたヒューストンを本拠地に置くロケッツへ移籍。ヒューストン大時代のチームメート、アキーム・オラジュワン(元ロケッツほか)と再びコンビを組み、その年に念願のNBAチャンピオンに輝いた。98年に現役を引退し、2004年にはバスケットボール殿堂入りを果たしている。

 ドレクスラーは92年のNBAファイナルでマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)率いるブルズと戦い、2勝4敗で負けてしまったことで、優勝のチャンスを2度も逃してしまったが、95年に優勝したことで、NBA有数の実力者としての評価を確立。得点、リバウンド、アシスト、時にはゲームメークもこなすオールラウンダーとしてNBA史にその名を残した。

自身3度目のファイナルで優勝を果たし、ドレクスラーは満面の笑みを見せた[写真]=Getty Images

 ちなみに、ドレクスラーは94年11月にブレイザーズのエースとしてジャパン・ゲームズで来日。昨年11月には、当時息子のアダムが所属していた岩手ビッグブルズ(B2)の応援大使として岩手を訪れている。

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