7月ブルガリアで開催の「FIBA U17バスケットボールワールドカップ2020」の組み合わせが発表

前回大会ではアメリカが優勝、6連覇を達成した [写真]=fiba.com

 7月4日からブルガリアのソフィアで開催される「FIBA U17バスケットボールワールドカップ2020」の抽選が行われ、予選リーグの組み合わせが決定した。この大会にはヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジア(オセアニアを含む)各大陸の予選を勝ち上がった16チームが出場する。

 しかし、アジアからは予選を兼ねていた「FIBA U16アジア選手権」が4月5日からレバノンで行われることになっていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でキャンセルに。そのため「FIBA U17女子ワールドカップ2020」同様、アジアでユース男子のFIBAランキング上位4チームが世界大会に進むことになった。

 ところが11位がオーストラリア、14位が中国、19位が韓国と上位3チームの出場は決定したのだが、4番目のチームが日本とニュージーランドが27位で同順位にとなったため、本大会が始まるまでに中立国で出場権をかけて2試合行うことになっている。とはいえ、新型コロナウイルス感染症はまだ先が見えない状況であり、いつ、どこで行われるかもまだ決まっていない。

 決定戦を勝ち抜きU17ワールドカップに出場するとなれば日本はグループDに入ることになる。ここには2010年に大会が始まって以来6大連覇中のアメリカ、そして、ヨーロッパの強豪ロシア、そしてアフリカ代表のマリとの対戦が待っている。

 また本大会の出場はアラブ首長国連邦のドバイで行われた14年大会以来となる。この時は最終的に14位で終わったが、八村塁(当時明成高校、現ワシントン・ウィザーズ)が得点王に輝き、世界にその名前を知らしめたと大会として知られている。それだけに今後の動向から目が離せない。

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