手応えを感じた開幕戦、琉球の岸本隆一「やっていることに間違いはない」

開幕戦でA東京に敗れたものの、琉球ゴールデンキングスの岸本隆一は手応えを口にする [写真]=新井賢一

 9月22日に日本プロバスケットボールリーグ、Bリーグが開幕。オープニングゲームで、アルバルク東京琉球ゴールデンキングスが対戦した。

 試合は、元NBA選手のディアンテ ギャレットや日本代表の竹内譲次らタレントぞろいのA東京が圧倒。琉球は第4クォーターで相手を上回る24得点を挙げるなど、反撃に出たものの、75-80で惜敗した。

 チーム最多の約29分間、コートに立った岸本隆一が試合後に「すごく緊張した。観客がたくさんいて、下手なことはできないと思った」と語ったように、緊張のせいか琉球はなかなか自分たちのペースに持ちこめなかった。

 伊佐勉ヘッドコーチと岸本は口をそろえて「悔しい」と述べたが、「見応えのあるバスケができた」(伊佐HC)、「やっていることに間違いはないと確信した。どんな相手でも自分たちの信念を持って戦っていこうと思った」(岸本)と手応えを感じている。

「課題は多くあるが、練習すれば必ず修正できる」と伊佐HCは早くも先を見据える。同じく、岸本も「これがベストではないので、もっともっと魅力的な試合をしていく」と意気込む。

 琉球は今日23日、国立代々木競技場第一体育館でA東京とのリベンジマッチに挑む。

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