10月8日、Bリーグ第3節第1戦が各地で行われた。
スカイホール豊田で行われたアルバルク東京対千葉ジェッツは、開幕4連勝中のA東京が試合をリード。第1クォーターを25-13で終えて幸先の良いスタートを切った。しかし、第2クォーターで差を広げられず、続く第3クォーターでは小野龍猛に8得点を許すなど反撃を受け5点差まで迫られる。最終クォーター開始2分で逆転されると、その後はシーソーゲームとなり、残り2秒で4点差まで広げられ勝負あり。A東京の連勝は4で止まり、一方の千葉は敵地で連敗を止める貴重な勝利を収めた。
ホーム青山学院記念館での初陣となったサンロッカーズ渋谷は、終盤に富山グラウジーズを振りきって、駆けつけたブースターに勝利をプレゼントした。第2クォーター終了時は40-37と拮抗した展開だったが、第3、第4クォーターをともに12失点に抑え、オフェンスでは第3クォーターにチェンバース アキが7得点、第4クォーターにはベンドラメ礼生が6得点をマーク。着実にリードを広げて通算成績を4勝1敗とした。
開幕4連勝中の三遠ネオフェニックスと4連敗中の横浜ビー・コルセアーズの一戦は、それぞれ記録を1つずつ伸ばすことになった。三遠は第1クォーターに5点のリードを奪うも、第2クォーターでは猛攻を受けて同点に。それでも続く第3クォーターでは田渡修人が7得点、太田敦也が6得点を挙げるなど26得点を積みあげ、最終クォーターでは一時1点差まで詰め寄られるも地力の強さを見せ、5勝目を手にした。
滋賀レイクスターズと京都ハンナリーズの“京滋ダービー”は、開幕4連敗中の滋賀がホームの声援を受けて意地を見せるも、最後の最後に力尽きた。ハーフタイムの時点で29-33と点差はわずか4。第3クォーターではファイ サンバとジュリアン マブンガがともに7得点を挙げ、53-51と逆転した。しかし、初勝利も見えてきた第4クォーターではまさかの失速。8得点に抑えこまれ、逆に20失点を喫し10点差をつけられて敗れた。
三遠ネオフェニックス 71-62 横浜ビー・コルセアーズ