10月23日、B1リーグ第5節第2戦が各地で行われた。
秋田ノーザンハピネッツと対戦した仙台89ERSは、第1クォーターで21点を挙げる好発進に成功するも第2クォーターでは8点を重ねるにとどまり、前半で4点のビハインドを負う。しかし、第3クォーターで秋田の得点を6点に抑え、攻撃では菊池真人の3ポイントを含む15点を記録。チリジ ネパウエが攻守で活躍した最終クォーターでもリードを維持し、仙台が66-59で勝利を収めた。ダービーマッチで2連勝を飾った仙台は、勝率を5割に戻している。
76-96で敗れた第1戦の悔しさを晴らしたいアルバルク東京は、栃木ブレックスとの第2戦に臨んだ。前半だけで14点のビハインドを負う厳しい展開も、第3クォーターで10点差まで詰め寄る。最終クォーターは、試合終了まで残り1分を切ったところで田中大貴の3ポイントで同点に追いつく。その後はディアンテ ギャレットのフリースローなどで4点を重ね、A東京が84-80で逆転勝利。首位決戦を1勝1敗で終え、2位をキープしている。
新潟アルビレックスBBは横浜ビー・コルセアーズを相手に今季最多得点を記録し、敵地で2連勝を飾った。第1クォーターはダバンテ ガードナーの16点、クリント チャップマンの10点を含む33点をマーク。第2クォーターは16点を挙げるにとどまるも、第3クォーターで23点、最終クォーターで24点を重ね、96-78で白星を手にした。ホームで連敗を喫した横浜は、第4節終了時点まで同じ勝率だった新潟に抜かれ、中地区の5位に後退している。
三遠ネオフェニックスとサンロッカーズ渋谷の一戦は、第1戦に続いて拮抗した試合となった。三遠の7点リードで迎えた第3クォーターではSR渋谷が猛攻。両チームが点を取り合う中、三遠を上回る26点を重ねたSR渋谷が4点をリードする。最終クォーターの残り5分を切ったところで三遠が一度は勝ち越したものの、SR渋谷が広瀬健太やアイラ ブラウン、伊藤駿の得点などで再度逆転して79-76で勝利。接戦を制したSR渋谷は連敗を3でストップし、敗れた三遠はここ5試合で2勝3敗と波に乗りきれずにいる。
【試合結果】
仙台89ERS 66-59 秋田ノーザンハピネッツ
栃木ブレックス 80-84 アルバルク東京
横浜ビー・コルセアーズ 78-96 新潟アルビレックスBB
三遠ネオフェニックス 76-79 サンロッカーズ渋谷