攻撃陣爆発の川崎が横浜に36点差で勝利、京都は名古屋Dに価値ある連勝/B1リーグ第7節

延長戦で6点を挙げて勝利に導いた京都の岡田優介 [写真]=B.LEAGUE

 11月6日、B1リーグ第7節の第1戦、第2戦が各地で行われた。

 栃木ブレックスはレバンガ北海道に連勝し、東地区の暫定首位を維持している。第1クォーターで14点のビハインドを負ったホームの栃木だったが、第2クォーターで27点を挙げて1点差に迫る。さらに後半は北海道の得点を29点に抑えながら、55点を重ねて92-67で勝利。コートに立った10選手が得点をマークし、ライアン・ロシターは26点、15リバウンドと攻守に躍動した。

 横浜ビー・コルセアーズとの“神奈川ダービー”第2戦に臨んだ川崎ブレイブサンダースは、第1クォーターに20点をリードする好発進。すると、その後の3クォーターでも横浜を寄せつけず、自慢の攻撃力を見せつけて95-59の快勝を収めた。22点を記録したニック・ファジーカスは、このゲームで早くもBリーグ通算400点を突破している。

 三遠ネオフェニックスと対戦した新潟アルビレックスBBは、64-77で敗れた第1戦のリベンジを果たした。前日の試合で6点を挙げるにとどまったクリント・チャップマンが25点と奮闘し、ダバンテ・ガードナー畠山俊樹佐藤公威も2ケタ得点を記録。新潟が92-87で競り勝ち、白星先行の8勝6敗で中地区3位をキープしている。

 敵地のウィングアリーナ刈谷に乗りこんだ滋賀レイクスターズは、シーホース三河に2連敗を喫した。第2戦でジュリアン・マブンガが今季最多の27点をマークしたが、デイビッド・ウィーバー狩野祐介が6点を挙げるにとどまり、73-86で敗戦。一方、勝利を収めた三河は10勝4敗と勝率を伸ばし、西地区の首位に返り咲いた。

 西地区5位に沈む京都ハンナリーズと同地区1位に立つ名古屋ダイヤモンドドルフィンズの一戦は、ホームの京都が2連勝を飾った。最終クォーターの残り4秒に小島元基の得点で同点に追いつくと、延長戦では岡田優介の6点など13点を奪い、77-69で勝利した。

 第1戦を迎えたアルバルク東京vs秋田ノーザンハピネッツは、第1クォーターにA東京が18点をリード。秋田のディショーン・スティーブンスに今季最多の19点を与えたが、相手を引き離したA東京が86-55で完勝している。

【試合結果】
栃木ブレックス 92-67 レバンガ北海道

横浜ビー・コルセアーズ 59-95 川崎ブレイブサンダース

三遠ネオフェニックス 87-92 新潟アルビレックスBB

シーホース三河 86-73 滋賀レイクスターズ

京都ハンナリーズ 77-69 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

アルバルク東京 86-55 秋田ノーザンハピネッツ

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