11月23日、B1リーグ第9節が各地で行われた。
東地区の首位を走る栃木ブレックスは、今季初開催となる鹿沼総合体育館フォレストアリーナに千葉ジェッツを迎えた。第1クォーターは激しい点の取り合いを制して4点のリードを奪うも、第2クォーターで20点を与えて逆転を許す。後半もヒルトン・アームストロングや富樫勇樹を中心とした千葉の攻撃に苦しみ、69-78で敗北を喫し、連勝が6でストップ。3ポイント成功率はわずか16パーセントにとどまり、フリースロー成功率も約35パーセントとシュート精度を欠いた。
秋田ノーザンハピネッツとレバンガ北海道の一戦は、ビハインドを負った秋田が後半に猛追し、最終クォーター残り5秒にケビン・パルマーの3ポイントで同点に追いつく。しかし、延長戦は折茂武彦の6点など北海道に14点を許し、70-75で惜敗。一方、北海道は敵地で貴重な白星を手にし、連敗を4でストップした。
ホームで横浜ビー・コルセアーズと対戦した新潟アルビレックスBBは、第1クォーターにダバンテ・ガードナーの11点を含む20点を記録して4点をリードする。第2クォーターでは拮抗した展開が続いて点差を広げられなかったものの、後半に45点をマークし、80-62で勝利を収めた。敗れた横浜は、チーム内得点ランク2位のスコアラー、川村卓也の欠場が響いた。
西地区最下位に沈む滋賀レイクスターズは、同地区の首位争いを演じる名古屋ダイヤモンドドルフィンズを81-74で退け、今季初の連勝を飾った。得点ランク5位のジュリアン・マブンガが26点を挙げた他、新加入の並里成がチームトップとなる8アシストの活躍を見せた。
【試合結果】
栃木ブレックス 69-78 千葉ジェッツ
秋田ノーザンハピネッツ 70-75 レバンガ北海道
新潟アルビレックスBB 80-62 横浜ビー・コルセアーズ
滋賀レイクスターズ 81-74 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ