B2リーグ第11節第2戦が12月11日に各地で行われた。
第1戦で東地区首位の群馬クレインサンダーズに65-87で敗戦を喫した愛媛オレンジバイキングスだったが、第2戦では俊野達彦が1本の3ポイントを含む23点をマークする活躍を見せた他、笠原太志、ローレンス・ブラックレッジ、クレイグ・ウィリアムス・ジュニアなどが2ケタ得点を挙げて勝利に貢献。群馬に一度もリードを許すことなく94-69で勝利を収めるとともに、第7節第2戦以来の90点オーバーで第1戦の雪辱を果たした。
西地区首位の熊本ヴォルターズと中地区首位のFイーグルス名古屋の第2戦は、第1戦に続き熊本が61-59で接戦を制した。第2クォーターでFE名古屋に一時13点のリードを許しながらも、終盤に福田真生の得点で同点に追いつく。続く第3クォーターで再びFE名古屋にリードされたが、最終クォーター残り1秒に熊本の古野拓巳が劇的な決勝点を沈めて競り勝った。
広島ドラゴンフライズはバンビシャス奈良を退けて2連勝。第1クォーターは奈良の桝本純也に9点を許すなどビハインドを背負ったが、第2クォーターでは29点を挙げて試合をひっくり返すと、後半もリードを守りぬいて73-70で勝利をつかんだ。
青森ワッツと東京エクセレンスは終始拮抗したゲーム展開の中、アラン・ウィギンスがチーム最多の19得点を挙げ、青森が72-63で今季初の3連勝を飾った。
西宮ストークスと島根スサノオマジックの一戦は、最終クォーター残り16秒に西宮のラリー・オーウェンスが3本中2本のフリースローを沈めて逆転かと思われたが、直後に島根のジョシュ・デービスがジャンプショットから決勝点を奪って、65-64で島根が白星を挙げた。
アースフレンズ東京Zとの第2戦に臨んだ山形ワイヴァンズは、第3クォーターに小島佑太が3ポイントを沈めて逆転すると、最後までリードを守りきり2連勝を収めた。
【試合結果】
福島ファイヤーボンズ 87-85 鹿児島レブナイズ
Fイーグルス名古屋 59-61 熊本ヴォルターズ
広島ドラゴンフライズ 73-70 バンビシャス奈良
青森ワッツ 72-63 東京エクセレンス
岩手ビッグブルズ 68-73 香川ファイブアローズ
群馬クレインサンダーズ 69-94 愛媛オレンジバイキングス
信州ブレイブウォリアーズ 55-60 茨城ロボッツ
西宮ストークス 64-65 島根スサノオマジック
アースフレンズ東京Z 67-82 山形ワイヴァンズ