川崎が100点ゲームで14連勝、千葉は25点差の完勝で13連勝達成/B1リーグ第13節

川崎は敵地で滋賀を連破し、連勝記録を14に伸ばした [写真]=B.LEAGUE

 B1リーグ第13節第2戦が12月18日に各地で行われた。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズサンロッカーズ渋谷に連勝。第1クォーターこそ拮抗した展開だったが、続く10分間でSR渋谷の得点を9に抑え、前半を37-26で終える。第3クォーターでも差を広げ、乱打戦となった最終クォーターで相手の猛攻に遭うも、最終スコア86-73で相手を振りきった。名古屋は22点の笹山貴哉、18点の張本天傑の日本代表コンビがチームをけん引した。

 滋賀レイクスターズのホームに乗りこんだ川崎ブレイブサンダースは100点ゲームで14連勝を達成。第1クォーターに辻直人が10点、ニック・ファジーカスライアン・スパングラーが9点を挙げるなど34-12と大差をつけ、続く第2、第3クォーターでも点差を拡大。ラスト10分では滋賀の反撃に遭ったが、101-70で大勝した。ファジーカスが27点13リバウンド、スパングラーが19点10リバウンドと外国籍選手2人が“ダブルダブル”の活躍を見せた。

 大阪エヴェッサvs琉球ゴールデンキングスの一戦は、激しい点の取り合いとなった。第1クォーターではアウェーの琉球に20-25と先行を許したが、続く第2クォーターでは大阪が24-17、トータル44-42として逆転。第3クォーターで60-63と再び琉球にリードを奪われたが、最後の10分間ではホームの大阪が意地を見せ、リチャード・ロビーが15点を挙げるなど31得点を積みあげファイナルスコア91-81で勝利を飾った。琉球は岸本隆一が両チーム最多の21得点をマークするも及ばず、4連敗となった。

 千葉ジェッツ富山グラウジーズに90-65で完勝。全クォーターでリードを得る危なげない試合運びで連勝を13に伸ばした。第1クォーターで21-17の4点差、以降も6点差、4点差と着実にリードを広げ、迎えた最終クォーターでは石井講祐の9点を含む29点を積み重ね25点差をつけた。千葉は34本の3ポイントを打って13本決め、一方の富山は20本打ってわずか3本と、3ポイント成功率の差が大きかった。石井は3ポイントを7本沈めるなど計26得点の大活躍だった。

【試合結果】
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 86-73 サンロッカーズ渋谷

大阪エヴェッサ 91-81 琉球ゴールデンキングス

滋賀レイクスターズ 70-101 川崎ブレイブサンダース

千葉ジェッツ 90-65 富山グラウジーズ

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