bjリーグ勢の人気チームの顔合わせ、ホーム琉球はハミルトンの活躍がカギ

 琉球ゴールデンキングスはホームでの前回対戦で連敗した雪辱を果たすべく、アウェイの大阪エヴェッサ戦に臨んだが、返り討ちに遭い現在4連敗。東地区下位と当たる年内の残り4試合を勝って、連敗を帳消しにしたいところだ。

 ここに来てラモント・ハミルトンのインパクトがなくなってきているのが不安材料。前節1戦目はわずか10分しか出場していないこともあり、ここ3試合は平凡な数字に終わっている。波多野和也が2戦計15リバウンドでカバーしたものの、オフェンス面においてはやはり208センチで3ポイントも打てるハミルトンの力が必要。疲れが溜まってくる時期ではあるが、年始の中断期間前にひと踏ん張りしてもらいたいところだ。

 秋田ノーザンハピネッツは前々節に続いてホームで連敗。特に、初戦で前半の16点ビハインドを第3クォーターにひっくり返しながら、第4クォーターで再逆転を許したのは痛かった。光明は、田口成浩が今季日本人最多の1試合14リバウンドを挙げたことだ。

 年明けのオールスターにはともに3選手を送りこむ、bjリーグ時代からの人気チームの顔合わせ。苦戦が続く中でも、ただの人気チームではないことを証明する戦いになる。

文=吉川哲彦

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