B1リーグ第15節第1戦が12月30日に北海きたえーるで行われ、レバンガ北海道と琉球ゴールデンキングスが対戦した。
第1クォーター序盤にリードを許した琉球は、終了残り約2分18秒に岸本隆一が同点弾を決めると、そこで得たフリースローを確実に決めてこの試合初の勝ち越しに成功するも、一進一退の展開は変わらない。再びビハインドを背負って迎えた残り1秒に岸本が3ポイントを沈め、2点リードの21-19で第1クォーターを終える。
第2クォーターは開始早々にラモント・ハミルトン、レイショーン・テリーが立て続けに得点を重ね、リードを7点に広げる。しかし、開始2分43秒の得点を最後に追加点が奪えず、同5分8秒には北海道の桜井良太に逆転弾を許し、再び追いかける立場に。それでも直後に金城茂之が2本のフリースローを決めてリードを奪い、津山尚大や田代直希の3ポイントで得点を重ね、48-41で前半を終える。
7点リードで臨んだ第3クォーターはホーム北海道の反撃に遭う。折茂武彦や野口大介などに連続得点を許し、一時は同点に追いつかれるも、何とかしのぎ、73-68で最終クォーターに突入する。
勝負の最終クォーターはハミルトンが7点、岸本とテリーが3ポイント1本を含む5点を挙げるなど終始攻めこみ、25点をマーク。守っては北海道の得点を11点に抑え、琉球が98-79で快勝した。
リーグ最北端チームの北海道とリーグ最南端チームの琉球が初めて顔を合わせた一戦は、琉球が2試合ぶりの白星。ハミルトンがチームトップの22点14リバウンドを記録した他、岸本と田代が18点を挙げる活躍を見せた。
【試合結果】
レバンガ北海道 79-98 琉球ゴールデンキングス