B1リーグ第20節第1戦が2月17日に各地で行われた。
ウィングアリーナ刈谷で行われたシーホース三河vsレバンガ北海道は、ホームの三河が89-72で勝利を収めて4連勝を達成。試合開始約2分間を無失点に抑えられ北海道を相手にビハインドを許した三河だったが、アイザック・バッツ、桜木ジェイアール、金丸晃輔などの得点ですぐさま試合をひっくり返す。それでも、主導権を握るまでには至らず西川貴之や折茂武彦に連続得点を与え、第1クォーターを21-26で終える。5点ビハインドで迎えた第2クォーターも序盤に得点できずに苦しんだが、この10分間だけで金丸が2本の3ポイントを含む17得点と爆発し、47-36と逆転して前半を折り返した。第3クォーターはバッツと桜木を中心に得点を重ねて相手を突き放すと、最終クォーターはギャビン・エドワーズが8得点5リバウンドと攻守に活躍し、追いすがる北海道から逃げきった。この試合で金丸が今季2番目となる33得点を挙げた他、バッツ、エドワーズ、桜木の計4選手が2ケタ得点をマークした。
滋賀レイクスターズが5連敗中の仙台89ERSを相手に今季初の100点ゲームを演じた。第1クォーターは残り3分36秒に5点のビハインドを背負ったが、その後は仙台に得点を与えず、ファイ・サンバ、横江豊、ジュリアン・マブンガが立つ続けに得点をマークし、23-18で最初の10分間を終える。第2クォーターは仙台に19点を許しながらも、マブンガとクレイグ・ブラッキンズの外国籍選手2人で16得点を挙げるなど24点を積みあげ、47-37の10点リードで前半終了。迎えた第3クォーターは開始2分41秒間を無失点に抑えて主導権をつかむと、この10分間の2ポイントシュート成功率が90.9パーセントを記録したとおり、正確なシュートから次々に得点をマークして一気に23点のリードを奪う。最終クォーターは猛攻を仕掛ける仙台に23点を許したが、攻撃陣の勢いは止まることなく27点を記録。最終スコア102-75で快勝し、敵地で2試合ぶりの白星を挙げた。