B1リーグ第22節第1戦が2月25日に各地で行われた。
レバンガ北海道はホームで横浜ビー・コルセアーズに快勝した。3点リードで迎えた第3クォーターに横浜の得点を13点に抑え、ダニエル・ミラーの9得点を含む28得点を積みあげ、69-51で最終クォーターに突入。18点リードを最後まで守りきり、最終スコア86-68で勝利を収めた。横浜はエースの川村卓也がわずか1得点にとどまり、5連敗となった。
ワイルドカードを争うサンロッカーズ渋谷と京都ハンナリーズの対戦は、渋谷が逆転で京都を下した。第1クォーターは川嶋勇人の3ポイントシュート2本やマーカス・ダブの10得点などを許し、7点のビハインドを背負う。しかし第2クォーターは、ロバート・サクレとアイラ・ブラウンがインサイドでファールを誘いチャンスを作りだすと、広瀬健太とベンドラメ礼生の連続3ポイントシュートで逆転に成功し、39-33の6点リードで前半を折り返す。第3クォーターは残り4分13秒に同点に追いつかれるも、直後にアールティー・グインが連続3ポイントシュートを沈め京都を突き放す。最後の10分間は一時2点差まで詰め寄られるも、75-66で逃げきった。
敵地で新潟アルビレックスBBと対戦した大阪エヴェッサは、100点ゲームで白星。第1クォーターは27-24と点の取り合いが繰り広げられるが、第2クォーターは新潟の得点を15点に抑え、攻めては25点を加え、52-39で前半を終える。第3クォーターは4本の3ポイントシュートを含む22点を新潟に与えるも、ジョシュ・ハレルソンが10得点を挙げる活躍を見せ、リードを保ったまま最終クォーターに突入。最後の10分間は相手を上回る27点を積みあげ、100-85で勝利して連敗を2でストップした。ハレルソンがチーム最多の23得点を挙げた他、今野翔太、木下博之、エグゼビア・ギブソンが2ケタ得点をマークして勝利に貢献した。
中地区2位の三遠ネオフェニックスと西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズによる“愛知ダービー”は、接戦の末に三遠が勝利。33-36で前半を折り返した三遠は、第3クォーターにジョシュ・チルドレスが21得点を挙げる活躍を見せるも、終了間際に笹山貴哉にブザービートの3ポイントシュートを決められ、68-66の2点リードで最終クォーターへ。互いに一歩も譲らず迎えた試合終了間際にチルドレスのフリースロー2本とオルー・アシャオルのダンクで4点を積みあげて勝負あり。93-88で競り勝った三遠は、チルドレスが両チーム最多の34得点を挙げて勝利に貢献した。
【試合結果】
レバンガ北海道 86-68 横浜ビー・コルセアーズ
新潟アルビレックスBB 85-100 大阪エヴェッサ
三遠ネオフェニックス 93-88 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ