B2リーグの鹿児島レブナイズは3月9日、「鹿児島にレブナイズを存続させる会」を発足したことを発表。選手が主体となり、県バスケットボール協会にサポートされながらチーム存続のための募金活動を実施する。
「現状の財務状況ではB3降格はおろかチームが消滅してしまう可能性があり、5月29日までに3月以降最低限の運転資金1500万円を集めること」が目的と発表。鹿児島は2月28日、経営状況の悪化を理由に「公式試合安定開催融資」制度をリーグに申請し、3月1日に行われた理事会においてBリーグが上限1500万円の融資を承認した。融資が実行された場合、2016-17シーズンの勝率の計算に際して勝ち数5がはく奪される。
代表取締役の大山亮平氏は8日、公式ホームページにて今回の制度を申請するまでの経緯を説明し「この現状を作ってしまった責任もすべて私にあります。ただ、このチームをどのような形でも残すこともまた私の責任です。私は絶対にこのチームをなくしたくありません。このような状況で皆さまにお願いをできるような立場にないことはよく理解しているつもりですが、来期チームを残すことに皆さまの力を貸してください」とコメントした。