B1リーグ第24節第1戦、第2戦が3月18日に各地で行われた。
新潟アルビレックスBBは敵地でレバンガ北海道に快勝し、連敗を6でストップした。34-35で前半を折り返し迎えた後半、新潟は第2クォーターに10得点を挙げる活躍を見せたクリント・チャップマンが第3クォーターでも12得点とインサイドで奮起し、58-51と逆転に成功する。第4クォーターは、お互い点の取り合いとなるが終始リードを保った新潟が38得点を積みあげ、96-84で勝利。北海道は、西川貴之がチームトップの19得点をマークするも、チャップマンに32得点、ダバンテ・ガードナーに27得点とゴール下を支配されホームで敗れた。
5連敗中の秋田ノーザンハピネッツは敵地で名古屋ダイヤモンドドルフィンズを下し、6試合ぶりの白星を手にした。第1クォーター、お互いシュートが決まらず残り2分2秒まで7-5にとどまったが、ここから秋田は谷口大智の2本目となる3ポイントシュートから4連続得点を挙げ17-5とし、名古屋Dを突き放すことに成功。続く第2クォーターも、11-11と得点が伸びず秋田の12点リードで前半が終了した。しかし後半、名古屋Dのジェロウム・ティルマンに第3クォーターだけで4本の3ポイントを含む17点を許すなど、29失点を喫し50-45の5点差まで詰め寄られる。迎えた最終クォーター、秋田は一時3点差まで迫られるも、直後のオフェンスでレオ・ライオンズ、安藤誓哉が決め返す。さらに68-64で迎えた残り19秒、田口成浩がダメ押しとなるフリースローをきっちり決め勝負あり。70-64で秋田が逃げきった。
東地区3位の千葉ジェッツは西地区4位の京都ハンナリーズと対戦。第1クォーターで22-24、第2クォーターで18-16となり40-40で前半を折り返す。第3クォーターもお互い譲らず20-20と全くの五分で最終クォーターへ突入。拮抗した展開が続く中で迎えた残り4分8秒、千葉は石井講祐の2本のフリースローと3ポイントシュート、富樫勇樹の得点で残り2分52秒に82-74と一歩抜けだす。そのままリードを守りきった千葉が89-83で京都との接戦を制した。千葉はこの試合で大野篤史ヘッドコーチとタイラー・ストーンを体調不良で欠いたが、マイケル・パーカーが26得点、富樫勇樹が18得点、小野龍猛が16得点の活躍を見せ9連勝を達成した。
シーホース三河は昨日の第1戦で圧勝した川崎ブレイブサンダース相手に連勝を果たした。第1クォーターを20-16で終えると、続く第2クォーターも途中出場の森川正明、長谷川智也の3ポイントなどで点差を広げ25-16とする。第3クォーターも、金丸晃輔やギャビン・エドワーズらの活躍で突き放し、71-58の13点リードで最終クォーターへ。しかしここで川崎の猛追を受け、残り3分39秒に77-75の2点差まで詰め寄られる。しかし、同1分43秒にエドワーズがバスケットカウントを含む連続得点を挙げ84-75とし、追いすがる川崎から逃げきり87-78で勝利を収めた。川崎は、 ニック・ファジーカスが27得点、辻直人が25得点と得点源が活躍を見せるもあと一歩及ばなかった。
【試合結果】
レバンガ北海道 84-96 新潟アルビレックスBB