富山宇都がBリーグ初の“トリプルダブル”を達成、仙台戦で11得点10リバウンド10アシスト

富山の宇都直輝がBリーグ初の“トリプルダブル”達成者に [写真]=B.LEAGUE

 富山グラウジーズに所属する宇都直輝が、3月19日に行われた仙台89ERSとのB1リーグ第24節第2戦でBリーグ初の“トリプルダブル”を達成した。

 スターティングファイブの一員としてコートに立った宇都は、試合開始59秒にオフェンスリバウンドを記録すると、同4分27秒にはバスケットカウントから3ポイントを記録。その後はデクスター・ピットマン岡田優の得点をアシストし、2つのディフェンスリバウンドも挙げて最初の10分間を終えた。続く第2クォーターは開始1分54秒にチーム最初の得点を決めると、その後はアシストで貢献。サム・ウィラード、岡田、水戸健史の得点をお膳立てし、前半だけで5得点7リバウンド7アシストを挙げた。

 後半は、第3クォーターに2得点1リバウンドを挙げるにとどまるも、最終クォーターに再び躍動する。開始2分51秒にドリュー・ヴァイニーのブロックショットを拾うと、その直後にウィラードへアシスト。同4分30秒にはこの日2つ目のスティールをウィラードの得点につなげ、同4分56秒には獲得した2本のフリースローを沈めた。同5分54秒に10個目のリバウンド、同7分21秒に10個目のアシストを記録し、試合終了間際にはフリースローで2点を加え、最終スタッツ11得点10リバウンド10アシストの“トリプルダブル”を成し遂げた。

 Bリーグ初の偉業を達成した宇都は試合後に自身のTwitterを更新。「トリプルダブルなのかな( ˙-˙ )とにかく勝てた事に意味があるので、引き続き来週も頑張ります!」とコメントした。

 なお試合は、宇都の活躍もあり、富山が88-64の快勝を収めた。

第1クォーター:3得点3リバウンド2アシスト
第2クォーター:2得点4リバウンド5アシスト
第3クォーター:2得点1リバウンド0アシスト
第4クォーター:4得点2リバウンド3アシスト

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