2017.03.25
B1リーグ第24節第2戦が3月19日に各地で行われた。
富山グラウジーズは敵地で仙台89ERSを相手に88-64の24点差で快勝した。前半だけで47-29と18点差を付けると、第3クォーターは19-22と点差を縮められたものの、第4クォーターに22-13とリードを広げ直し、危なげなく勝利を収めた。主将の城宝匡史が欠場したものの、代わって先発出場した岡田優が今季最多の19得点をマークし、宇都直輝が11得点10リバ ウンド10アシストの“トリプルダブル”を達成した。
大阪エヴェッサは横浜ビー・コルセアーズと対戦。相馬卓弥の3ポイントシュートなどで40-29と11点リードで前半を折り返すも、第3クォーターはわずか5点を挙げるにとどまり、45-49と試合をひっくり返される。しかし、最終クォーター序盤にエグゼビア・ギブソンとリチャード・ロビーの連続得点で息を吹き返し、試合終了残り6分3秒に55-54と逆転に成功。その後はジョシュ・ハレルソンのフリースローなどで得点を重ね、最終スコア66-62で白星を挙げた。
京都ハンナリーズはホームで千葉ジェッツを79-68で下した。第1クォーター22-22、第2クォーター16-15と、前半は拮抗する展開に。しかし、第3クォーターでリードを12点に広げると、第4クォーターは相手に23点を与えながらも22点を積みあげて逃げきった。マーカス・ダブがチームトップの27得点を挙げた他、岡田優介が古巣相手に24得点を挙げるなど、内外から攻撃を仕掛けた。一方、敗れた千葉は前日に続いて大野篤史ヘッドコーチとタイラー・ストーンを体調不良で欠き、ターンオーバーが26に上った。
アルバルク東京はサンロッカーズ渋谷を相手に66-64で勝利。前半に田中大貴が16得点を挙げるなどオフェンスをけん引するが、広瀬健太の12得点などで応戦され、26-34と8点のビハインドを背負う。しかし、後半は点差を縮め、リードが激しく入れ替わるシーソーゲームに。64-64の同点で迎えた試合終了間際、ここまでフィールドゴールの成功がわずか2本にとどまっていたディアンテ・ギャレットがペリメーターからジャンプショットを放つ。これがネットを通過し、試合終了と同時に“渋谷ダービー”での連勝を飾った。
【試合結果】
仙台89ERS 64-88 富山グラウジーズ
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