3月19日、B1リーグ第24節第2戦が沖縄市体育館で行われ、琉球ゴールデンキングスが三遠ネオフェニックスと対戦した。
琉球は喜多川修平のレイアップシュートや岸本隆一のアウトサイドシュートで序盤に9点をマーク。しかし、鈴木達也と鹿野洵生に3ポイントを決められ、第1クォーターを11-15の4点ビハインドで終えた。
第2クォーターはレイショーン・テリーが中心となって攻撃を展開し、アシャオルを起点に攻めこむ相手から主導権を奪おうと試みる。開始5分13秒に一時勝ち越しに成功したものの、相手に20点を与えて31-34のロースコアで前半を折り返した。
第3クォーターは金城茂之がチームトップの6得点、岸本が3ポイントを沈めるも、田渡修人に3本の3ポイントを決められるなど22失点。波に乗った三遠の攻撃を止めることができず、50-56に点差が広がり最後の10分間に突入した。
勝負の第4クォーターは試合終了残り5分6秒に記録したラモンド・ハミルトンの得点を皮切りに、喜多川のジャンプシュート、そしてハミルトンの3ポイントシュートで計7得点をマークし、同3分20秒に1点のリードを奪う。直後にアシャオルに同点弾を許すも、岸本、喜多川、アンソニー・マクヘンリーの連続得点で一気に突き放す。その後は同31秒に3点差まで詰め寄られたが、ハミルトンのフリースローなどで加点し、琉球が最終スコア72-68で勝利を収めた。
10月1日、2日以来となるホーム2連勝を達成し西地区4位に浮上した琉球は、ハミルトンが16得点11リバウンド5アシストを記録し、岸本が14得点、テリーが13得点、喜多川が11得点と、バランスの良いチームオフェンスを見せた。
一方、一時帰国中のロバート・ドジャーと負傷のジョシュ・チルドレスを欠いた三遠は、アシャオルが24得点12リバウンド、鈴木が12得点5リバウンド3アシストと奮起したが、前節に続いて同一カードで2連敗を喫した。
【試合結果】
琉球ゴールデンキングス 72-68 三遠ネオフェニックス