B2リーグ第24節第1戦、第2戦が3月25日に各地で行われた。
東地区最下位の岩手ビッグブルズが敵地で同地区2位の福島ファイヤーボンズを撃破。第3クォーターまでに54-56と2点のビハインドを背負うが、第4クォーターを29-19と巻き返し、83-75で貴重な1勝を手にした。テレンス・シャノン、ナイジェル・スパイクスのインサイド陣を欠く福島を相手に、岩手はニカエス・ドークスが21得点21リバウンド、ドナルド・ローソンが25得点11リバウンドと躍動した。
青森ワッツは東地区首位の群馬クレインサンダーズを83-77で撃破。第1クォーターを18-3と群馬を封じこめ、第2クォーターもリードを保ち、37-20で前半を終えた。後半になると、トーマス・ケネディを中心に追いあげられるも、館山健太や下山大地の得点で突き放し、83-77で白星を挙げた。
西宮ストークスは信州ブレイブウォリアーズと対戦。前半に30-41とリードを奪われるが、後半にジョーダン・ヴァンデンバーグや谷直樹が得点を重ねると、第3クォーターを26-18、第4クォーターを24-19と点差を縮め、80-78で勝利。チャド・ポスチュマス、ジェロエン・バンダーリストが欠場した信州は、和田保彦が17得点、齊藤洋介が17得点、武井弘明が13得点、三ツ井利也が13得点と日本人選手が奮起したが、あと一歩及ばなかった。
東京エクセレンスはバンビシャス奈良との激戦を制した。アウェイの東京EXは前半だけで54-29と25点の大量リードを奪う。しかし第3クォーター、第4クォーターは奈良の猛攻を受け、後半38-63と圧倒され、92-92の同点に。延長戦は一進一退の攻防が続くが、終了残り5秒にオフェンスリバウンドを獲得したライアン・ステファンのバスケット・カウントで3点を加え、106-104で勝負あり。起伏の激しい対戦を東京EXが制した。
Fイーグルス名古屋 72-81 アースフレンズ東京Z
福島ファイヤーボンズ 75-83 岩手ビッグブルズ
青森ワッツ 83-77 群馬クレインサンダーズ
信州ブレイブウォリアーズ 78-80 西宮ストークス
バンビシャス奈良 104-106 東京エクセレンス
愛媛オレンジバイキングス 59-77 島根スサノオマジック
香川ファイブアローズ 77-87 広島ドラゴンフライズ