B1リーグ第25節第2戦が3月26日に各地で行われた。
秋田ノーザンハピネッツはアルバルク東京を相手に大きな1勝を挙げた。50-52と拮抗して突入した第4クォーターにレオ・ライオンズとスコット・モリソンがペイントエリアで得点を重ねるも、A東京のディアンテ・ギャレットに連続得点を許す。試合終了残り2分19秒にライオンズの得点で63-61と2点リードすると、その後はフリースローと3ポイントシュートで連続6得点。田中大貴の3ポイントで追いあげられるが、モリソンと安藤誓哉が加点し、71-64で逃げきりに成功した。秋田はライオンズが21得点、モリソンが17得点を挙げ、田口成浩が11得点6リバウンド4アシスト3スティールと万能なプレーを見せた。
京都ハンナリーズは琉球ゴールデンキングスに勝利し、前日のリベンジを果たした。55-62と7点のビハインドで迎えた第4クォーターに内海慎吾、岡田優介、村上直が3ポイントシュートを沈めて一気に点差を縮める。さらに試合終了残り5分32秒には、古巣との対戦となったモー・チャーロが3ポイントシュートを決め、69-69の同点に。その後はマーカス・ダブ、村上、岡田、チャーロが加点して78-71まで点差を広げる。相手に攻めこまれる時間もあったが、岡田が4本のフリースローをすべて沈め、83-79で接戦を制した。この勝利で京都は琉球の順位を上回り、西地区4位に再浮上した。
シーホース三河は大阪エヴェッサと対戦し、100-94で勝利を収めた。49-45と4点リードで前半を終えたが、第3クォーターは根来新之助と相馬卓弥に得点を許し、49-50とリードされる。さらに今野翔太とジョシュ・ハレルソンらに得点を与え、三河は主導権を握れない時間が続く。しかし、残り14秒に大阪のターンオーバーから比江島慎がレイアップシュートを決め、70-70の同点に。最終クォーターは狩俣昌也、桜木ジェイアールらが攻撃の主軸となり、1度も逆転されることなく大阪から逃げきり、チャンピオンシップ進出を決めた。
千葉ジェッツは101-90でレバンガ北海道を下した。第1クォーターに小野龍猛の10得点を含む32点を挙げると、前半を51-40の11点リードで試合を折り返す。第3クォーターに78-59と点差を広げると、第4クォーターもリードを守り抜いて白星を挙げた。千葉は小野と富樫勇樹がそれぞれ22得点を挙げて攻撃をけん引し、ヒルトン・アームストロングが今季自己最多となる7アシストを記録しチームに貢献した。
【試合結果】
アルバルク東京64-71 秋田ノーザンハピネッツ