2017.03.25

滋賀がマブンガの劇的弾で名古屋Dを撃破、千葉は北海道との点の取り合いを制す/B1リーグ第25節

ジュリアン・マブンガの決勝点を喜ぶ滋賀の選手たち [写真]=B.LEAGUE
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 B1リーグ第25節第1戦が3月25日に各地で行われた。

 滋賀レイクスターズは敵地で劇的勝利を収めた。名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホーム、愛知県体育館に乗りこんだ一戦は、第1クォーターで7点のリードを奪ったものの、第2クォーターで26失点を喫し、35-43で前半を折り返した。第3クォーターでも点差を広げられ59-69で迎えた最後の10分間で試合をひっくり返す。開始約5分間を無失点に抑え、狩野祐介ジュリアン・マブンガの連続得点で点差を縮める。試合終了残り23秒に2本のフリースローを決められ78-82と4点のビハインドを背負うも、同11秒に狩野のアシストからクレイグ・ブラッキンズが3ポイントを沈めると、同2秒にマブンガが決勝点をマーク。滋賀が最終スコア83-82で競り勝ち、5試合ぶりの白星を挙げた。

 栃木ブレックスはホームで仙台89ERSを下し、チャンピオンシップ進出を決めた。第1クォーターは遠藤祐亮須田侑太郎熊谷尚也の3ポイントなどで17点を挙げると、第2クォーターでもチーム全体で4本の3ポイントを沈めて20点を重ねる。後半も勢いは止まることなく、ジェフ・ギブスが17得点を挙げ、竹内公輔、須田、渡邉裕規ら日本人選手も活躍し、86-53の33点差で快勝した。

 千葉ジェッツレバンガ北海道との点の取り合いを制した。第1クォーターで21-19、第2クォーターで23-20とリードを奪ったものの、第3クォーターはジャマール・ソープを中心に攻めこむ北海道に25点を許して1点差に。65-64で突入した最終クォーターは序盤に富樫勇樹タイラー・ストーンがそれぞれ2本の3ポイントを決めると、その後は追いすがる北海道を相手に33点を積みあげ、98-88で勝利を収めた。ストーンが7本の3ポイントを含む30得点を挙げ、マイケル・パーカーが22得点、富樫が15得点、石井講祐が11得点、ヒルトン・アームストロングが10得点と、バランスの良い攻撃を展開した。

 秋田ノーザンハピネッツをホームに迎えたアルバルク東京は78-60で勝利。19点リードで臨んだ第3クォーターは、この日27歳の誕生日を迎えた田口成浩に10得点を与えるなど一挙24点を許し、9点差まで詰め寄られる。それでも、最終クォーターは開始早々にジェフ・エアーズ正中岳城ディアンテ・ギャレットの連続得点で再び突き放すと、この10分間だけでトレント・プレイステッドが8得点、ザック・バランスキーが7得点を挙げる活躍を見せ、18点差で白星を手にした。

 シーホース三河は敵地で大阪エヴェッサを下した。前半で2点のビハインドを背負ったものの、第3クォーターに比江島慎が12得点、金丸晃輔が3ポイントだけで9得点を積みあげて一挙32点を記録。20点リードで迎えた最終クォーターはスタートから出場した長谷川智也が7得点、アイザック・バッツが4得点8リバウンドと奮起し、89-66の23点差で完勝した。

【試合結果】
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 82-83 滋賀レイクスターズ

栃木ブレックス 86-53 仙台89ERS

千葉ジェッツ 98-88 レバンガ北海道

アルバルク東京 78-60 秋田ノーザンハピネッツ

大阪エヴェッサ 66-89 シーホース三河

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