今春に広島大薬学部を卒業したB2広島の岡崎、薬剤師国家試験合格を発表

自身のTwitterで102回薬剤師国家試験の合格を発表した広島の岡崎修司 [写真]=B.LEAGUE

 広島ドラゴンフライズに所属する岡崎修司が3月28日、自身のTwitterで第102回薬剤師国家試験の合格を発表した。

 26歳の岡崎は広島皆実高校を経て、広島大学に進学。同大学では6年制の薬学部に在籍し、今春に卒業した。クラブには2014-2015シーズンから、大学に在学しながら所属していた。今季はB2リーグ第24節を終え、9試合で10得点を挙げている。

 岡崎は23日に『卒業』と題したBlogを掲載し、以下のようにつづった。

「バスケットボールや、研究、様々な人との出会いなど教室の外での活動の方が僕にとって非常に大きなものでした。バスケットが生活の中心なのは当然ですけどそれ以外に研究も結構やってきたことを思い出します。3年間、『概日リズム形成における時計遺伝子の発現制御機構の解明』をテーマにして研究していました。簡単に言うと、寝たり起きたりするといった生体のリズムには遺伝子が関わっていてそれをがどのように働いているのかを調べていました!」

「大学とプロの両立は難しいと多くの人に言われましたが文武両道を目指してずっとやってきたので絶対できると僕は思っていました。また昔から性格的にできないと言われるとやって見せたくなってしまうんですよね。時間管理、しないこと、すべきことをしっかり整理して工夫することで勉強もバスケットも高いレベルで続けることができました。努力もありますが、こうして卒業できたのはサポートしてもらった多くの方々の力があったからだと強く思います!応援してくださった皆さんも本当にありがとうございました!」

 なお、現役のBリーガーでは、京都ハンナリーズに所属する岡田優介が公認会計士としての“顔”を持っている。

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