4月7日、B1リーグ第27節第1戦が川崎市とどろきアリーナで行われ、川崎ブレイブサンダースが三遠ネオフェニックスと対戦した。
川崎は試合序盤、得点が奪えず三遠に6点を与えると、開始2分31秒にニック・ファジーカスがようやくチーム初得点を記録。しかし、その後もオルー・アシャオルとジョシュ・チルドレスを起点に攻めこむ三遠に主導権を握られ、17-22で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーターは開始4分44秒に最大10点のビハインドを背負うが、終盤に怒とうの攻撃を披露して試合をひっくり返す。31-39で迎えた残り2分31秒に辻直人のアシストから野本建吾がこの日初得点を挙げると、同1分52秒にファジーカス、同1分11秒に篠山竜青が追加点を記録して2点差まで詰め寄る。さらに、ファジーカスと辻の3ポイントなどで突き放し、44-39で前半を終えた。
第3クォーターはファジーカスの得点で先手を打つと、長谷川技とジュフ磨々道が連続得点をマーク。その後も終始リードを保ったまま試合を進め、12点差まで広げて最終クォーターに突入した。
最後の10分間は開始1分間でチルドレスに4得点を許したが、その後の約2分30秒間を無失点に抑えて、攻めてはファジーカスや野本らが得点を重ねる。試合終了残り4分43秒に一時8点差まで縮められたが、辻や永吉佑也など得点で応戦して試合を優位に進め、川崎が最終スコア89-76で勝利を収めた。
5連勝を達成した川崎はファジーカスが35得点16リバウンドと爆発し、辻が4本の3ポイントを含む16得点7アシストをマークして勝利に貢献した。一方、2試合ぶりの黒星を喫した三遠はチルドレスが27得点13リバウンド、田渡が13得点と奮起したが、ロバート・ドジャーが9得点にとどまった。
【試合結果】
川崎ブレイブサンダース 89-76 三遠ネオフェニックス