2017.04.04

川崎のチアリーダー「BTC」が来季に向けた体験会を実施、シーズンオフにオーディションを開催予定

川崎が来季に向けたチア体験会を実施した
バスケ情報専門サイト

 川崎ブレイブサンダースのチアリーダー「BTC(Brave Thunders Cheerleaders)」が、2017-18シーズンのメンバーオーディション開催に向け、3月26日と4月2日に神奈川県川崎市で体験会を行った。

 BTCの多彩なパフォーマンスと、チームワークの良さを知ってほしいとの想いからチームが企画し、ホームページなどで参加者を募集。大学時代にヒップホップをやっていた人や、社会人アメフトのチアリーダー経験者など、25歳から34歳までの計8人が参加した。

 2日の体験会では最初の20分ほどで入念にストレッチをした後、『クロスフロアコンビネーション』と呼ばれる練習を行った。これは床に描かれた1本の直線上を、曲に合わせて移動しながらステップやターン、ジャンプなどをするレッスン。BTCリーダーのMISUZUさんが「水たまりを飛び越えるようなイメージで軽やかに」と話し、手本を見せた後、参加者も手拍子に合わせてジャンプやターンをしながら進んだ。全員がダンスかチアの経験者ということもあり、2、3回でコツをつかみ、軽快なステップを踏むと、メンバーからは「すごくきれい」、「その調子」といった声が上がった。

 後半は、ポンポンを持っての実戦ダンスと、「GO!GO!サンダーズ」のプラカードを掲げての呼びかけ練習。BTCのメンバーやディレクターが手や足の動きの流れを説明すると、参加者は真剣な表情で聞き入った。始めのうちは踊りがぎこちなかった参加者も、数十分するとマスターし、最後はメンバーと一体になった華麗な動きを見せた。

 参加者の1人のミカさんは「実際に輪の中に入って踊れたので、すごく楽しかったです。本番のオーディションもできればチャレンジしたい」と笑顔で話した。トモコさんは「試合会場でファンと一体になっているBTCに憧れて、今日は来ました。優しくて親しみやすい方ばかりで、一緒に踊りたいという想いが強くなりました」と語った。

 また、リーダーのMISUZUさんは「全員のみ込みが早くて、教える方もついつい熱が入りました(笑)。BTCのメンバーは現在10人。多彩なパフォーマンスで、見る人に元気と笑顔を与えることをコンセプトにしています。ともに盛りあげたいという人に、ぜひ加わってほしいですね」とコメントした。

 BTCの来シーズンのメンバーオーディションはシーズンオフに実施予定。詳細は後日、ホームページで公開される。

文=一原智之

川崎ブレイブサンダースの関連記事

B1の関連記事