B1リーグ第29節第1戦が4月22日に各地で行われた。
琉球ゴールデンキングスは西地区2位の座を争う大阪エヴェッサと対戦。第1クォーターは先発出場の津山尚大が8得点、岸本隆一と喜多川修平がそれぞれ7得点を挙げるなど攻めこみ、28-12と16点のリードを奪う。続く第2クォーターは徐々に点差を縮められ、残り36秒にジョシュ・ハレルソンに3本目の3ポイントを決めれて9点差に。それでも同1秒に渡辺竜之佑のアシストからラモント・ハミルトンが得点を決め、47-36と2ケタリードのまま前半を折り返した。第3クォーターは開始1分6秒に再び9点差に詰め寄られたが、津山の3ポイントシュートで突き放す。この10分間で15点差まで広げると、最終クォーターもリードを守りきり、84-69で白星を手にした。
川崎ブレイブサンダースは敵地でサンロッカーズ渋谷を下した。試合開始からニック・ファジーカス、篠山竜青、ジュフ磨々道が連続得点を挙げると、長谷川技の3ポイントシュートも飛びだし、第1クォーターで28-8と20点のリードを奪う。続く第2クォーターは辻直人の3ポイントシュートで幸先よく先制したが、ベンドラメ礼生や満原優樹のシュートに苦しみ46-29の17点リードに縮まる。第3クォーターはファジーカス、篠山、長谷川の3選手で計21得点をマークしたが、相手にも21点を与えて点差は変わらずに最終クォーターに突入した。すると、最後の10分間はSR渋谷の猛攻に遭う。試合終了残り2分56秒と同2分1秒に3ポイントを許して7点差まで詰め寄られる。さらに互いに点を取り合い迎えた同6秒には85-80の5点差まで迫られたが、最後は篠山が2本のフリースローを沈め、最終スコア87-80で逃げきった。川崎は負傷明けのライアン・スパングラーが1月28日ぶりの出場を果たし、7得点3リバウンド2アシスト2スティール2ブロックを記録した。
アルバルク東京は今季4戦全勝と好相性のレバンガ北海道と激突。第3クォーターまで57-54と拮抗した好ゲームとなるが、最後の10分間でA東京が相手を突き放した。試合終了残り8分36秒に伊藤大司がバスケットカウントから4点を加えると、直後にトレント・プレイステッドと正中岳城が追加点をマークして同6分55秒に10点差に。一時攻めこまれる時間帯もあったが、ジェフ・エアーズや田中大貴の得点で応戦して主導権を譲らない。最後は残り約2分間を無失点に抑えこみ、最終スコア82-70で勝利し、3試合ぶりの白星を挙げた。
【試合結果】
大阪エヴェッサ 69-84 琉球ゴールデンキングス
サンロッカーズ渋谷 80-87 川崎ブレイブサンダース