4月29日にB1リーグ第30節第1戦が大田区総合体育館で行われ、チャンピオンシップ進出マジックを2としていたサンロッカーズ渋谷が富山グラウジーズと対戦した。
第1クォーターはアイラ・ブラウンが10得点をマークするなど23-15とリードを奪ったが、続く第2クォーターで点差を縮められ3点リードで前半を折り返した。しかし、第3クォーター残り7分5秒に岡田優の3ポイントシュートで逆転されると、その後も主導権を握られ53-57で終えた。
最終クォーターは試合終了残り6分44秒に13点差まで広げられるが、そこからロバート・サクレが連続得点をマークすると、ベンドラメ礼生、ブラウンも3ポイントを沈め、同2分19秒には73-74まで巻き返す。同1分1秒に広瀬健太が逆転シュートを決めてリードを奪うと、追いすがる富山を突き放し最終スコア81-74で白星を挙げた。
この結果、SR渋谷は30勝26敗、勝率を0.536に伸ばしCS進出マジックを1に縮めた。同日の試合で中地区2位の座を争う三遠ネオフェニックスと、ワイルドカード争いをする琉球ゴールデンキングスがともに敗れたため、4試合を残してワイルドカード争いでの2位以内が確定。中地区では川崎ブレイブサンダースに次いでCS進出を決めた。
なお、今後の結果次第では中地区2位でのCS進出の可能性も残している。