B2リーグ第29節第2戦が4月30日に各地で行われた。
広島ドラゴンフライズは熊本ヴォルターズとの接戦を制し、プレーオフ進出マジックを「2」に縮めた。37-39の2点ビハインドで前半を折り返したが、第3クォーターの開始早々に鵤誠司の連続得点で逆転に成功。その後も田中成也が3本の3ポイントシュートを沈めるなど、6点リードで最終クォーターに突入した。最後の10分間は相手に攻めこまれ、試合終了残り1分4秒に同点に追いつかれるが、直後にコナー・ ラマート、ダニエル・ディロンの得点で突き放し、追いすがる熊本から逃げきり73-72で勝利を収めた。
中地区2位のFイーグルス名古屋は同首位の西宮ストークスを下し、今節での地区優勝を阻止した。第1クォーターで6点をリードすると、続く第2クォーターはロドニー・カーニーを中心に8連続得点をマーク。守ってはわずか9失点に抑えこみ、45-25で前半を折り返した。後半は拮抗した展開が続いたが、前半のリードを保ったまま試合を進め、最終スコア83-59で勝利を収めた。
アースフレンズ東京Zは信州ブレイブウォリアーズを退け、連敗を2で止めた。11-9で迎えた第2クォーター開始早々に柏倉哲平が連続3ポイントシュートを決めて点差を広げると、この10分間で計25点を積みあげ10点リードで前半を終了。55-36で臨んだ最終クォーターは28失点を喫したが、ディオン・ジョーンズを中心に攻めこみ、最終スコア76-64で白星を手にした。
群馬クレインサンダーズは敵地で岩手ビッグブルズと対戦。4点ビハインドで迎えた第2クォーターはトーマス・ケネディの10得点など計19点を積みあげると、相手の得点を10点に抑え、30-25と逆転に成功して前半を折り返した。すると、第3クォーターは25点、最終クォーターは24点と相手を上回る得点をマークし、79-59で快勝した。
【試合結果】
熊本ヴォルターズ 72-73 広島ドラゴンフライズ
Fイーグルス名古屋 83-59 西宮ストークス
信州ブレイブウォリアーズ 64-76 アースフレンズ東京Z
岩手ビッグブルズ 59-79 群馬クレインサンダーズ
香川ファイブアローズ 60-76 島根スサノオマジック
愛媛オレンジバイキングス 99-76 鹿児島レブナイズ
東京エクセレンス 74-72 バンビシャス奈良