B1リーグ第31節が5月3日に各地で行われた。
中地区2位でのチャンピオンシップ進出を狙う三遠ネオフェニックスは横浜ビー・コルセアーズと対戦。第1クォーター、第2クォーターはロースコアの展開となり、31ー28の3点リードで前半を終えた。第3クォーターは開始早々から太田敦也の連続得点で抜けだすと、ジョシュ・チルドレス、田渡修人の3ポイントシュートも飛びだし、11点をリード。最後の10分間はオルー・アシャオルの11得点を含む24点を積みあげ、77ー61で勝利を収めた。この敗戦で3連敗を喫した横浜は全地区15位以内が確定し、残留プレーオフへ回ることとなった。
川崎ブレイブサンダースは敵地で富山グラウジーズと対戦。第1クォーターは20-18と互角の展開となったが、続く第2クォーターは藤井祐眞の連続3ポイントシュートで波に乗ると、ジュフ磨々道、辻直人が得点を挙げ、開始約5分間で15ー4と相手を突き放す。13点リードで迎えた第3クォーターも辻が3本の3ポイント決めるなどで24点を積みあげ、守っては相手の得点を11点に抑えて、73ー47と大量リードを奪う。最後の10分間は相手に23点を与えたが、ベンチメンバーを交えながら試合を進め、最終スコア91ー70で快勝した。
レバンガ北海道はホームで仙台89ERSと対戦した。第1クォーターは残り6分40秒から立て続けに得点を重ね計24点をマークすると、相手の得点を10点に抑えこみ14点をリード。第2クォーターは点差が動かなかったが、第3クォーターに折茂武彦の2本の3ポイントシュートなどで点差を広げる。20点リードで迎えた最終クォーターも相手を上回る21点を記録し、最終スコア92-70で勝利した。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズと琉球ゴールデンキングスの対戦は、ホームの名古屋Dに軍配。50-48と拮抗した展開が続く中で突入した最終クォーター、試合終了残り2分12秒に笹山貴哉が3ポイントシュートを沈め4点のリードを奪う。同1分15秒に田代直希の得点で再び2点差に詰め寄られるも、直後の攻撃で船生誠也が3ポイントを沈め、最終スコア69-62で琉球を下し、連敗を2でストップした。
【試合結果】
横浜ビー・コルセアーズ 61-77 三遠ネオフェニックス