B1リーグ最終節となる第32節第1戦、第2戦が5月6日に各地で行われた。
B1残留を目指す滋賀レイクスターズは敵地で西地区王者のシーホース三河と対戦。第1クォーターはジュリアン・マブンガが13得点を挙げるも、比江島慎に12得点を与えるなど主導権を握れずに22-20のわずか2点リードで終えた。点差が変わらずに迎えた第3クォーターはマブンガとファイ・サンバのインサイドを中心に攻めこむと、狩野祐介が3本の3ポイントシュートを沈め、点差を13点に広げる。最終クォーターは開始早々に4連続得点を挙げてリードを22点に広げると、その後も試合を優位に進め、80-65で勝利。滋賀は20勝39敗に勝率を伸ばし、残留プレーオフ圏外のリーグ14位を確定させ、自力でのB1残留を決めた。
ハンナリーズアリーナで行われた京都ハンナリーズvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、アウェイの名古屋Dが13点差で勝利。前半は43-45と2点のビハインドを背負ったが、第3クォーターは張本天傑が15得点を挙げるなど計32点を積みあげ、12点をリード。最終クォーターは追いすがる京都から逃げきり、最終スコア97-84で白星を手にした。
サンロッカーズ渋谷は川崎ブレイブサンダースとの接戦を制し、第1戦のリベンジを果たした。60-58で迎えた最終クォーターは、リードが入れ替わる好ゲームが繰り広げられる。試合終了残り1分50秒に晴山ケビンのフリースローで3点のビハインドを背負うも、直後にベンドラメ礼生のジャンプショット、アイラ・ブラウンのフロースロー1本で76-76の同点に。さらに同15秒にベンドラメが2本のフリースローを決めてリードを奪うと、これが決勝点となり、78-76で試合終了。SR渋谷がレギュラーシーズン最終戦を白星で飾った。
【試合結果】
シーホース三河 65-80 滋賀レイクスターズ