2017.05.05

川崎が延長戦の末にSR渋谷を撃破、リーグ全体1位でのCS進出を決める/B1リーグ第32節

川崎の藤井祐眞は12得点4アシストを記録し、チームの勝利に貢献 [写真]=B.LEAGUE
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 5月5日に川崎市とどろきアリーナでB1リーグ第32節第1戦が行われ、川崎ブレイブサンダースサンロッカーズ渋谷と対戦した。

 川崎は試合開始早々に辻直人が3ポイントシュートを沈めると、ニック・ファジーカスライアン・スパングラーもインサイドから得点を重ねる。しかし、ロバート・サクレを中心とした相手の攻撃に苦しみ、25-21のわずか4点リードで最初の10分間を終えた。

 続く第2クォーターで試合をひっくり返され、さらに第3クォーターではわずか10点しか奪えず、51-63の12点ビハインドで最終クォーターに突入した。それでも最後の10分間に中地区王者の意地を見せる。

 序盤は拮抗した展開が続いたが、残り5分46秒に栗原貴宏のこの日初得点となる3ポイントで8点差に詰め寄る。その後はスパングラーの連続得点や篠山竜青のバスケットカウントなどで徐々に追いつめ、残り1分で72-74の2点差に。同36秒にアイラ・ブラウンに得点を決められ4点差に広げられたが、同26秒に藤井祐眞が2本のフリースローを、同9秒に藤井のアシストからファジーカスが同点弾を決め、76-76の同点に追いついた。

 5分間の延長戦では、序盤にスパングラーとファジーカスの得点でリードを奪うと、篠山とファジーカスの3ポイントも飛びだし、一挙17点をマーク。守っては相手の得点を10点に抑え、最終スコア93-86で勝利を収めた。

 なお、川崎は1試合を残して49勝10敗の成績を残し、リーグ全体1位でのチャンピオンシップ進出を決めた

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