2017.05.06

新潟はリーグ最終戦を勝利で締めくくりたい、横浜は勝って自信を取り戻せるか


 JBL、bjリーグを経てBリーグという舞台にたどり着いた新潟アルビレックスBBが、記念すべきBリーグ最初のシーズンをホームで締めくくる。敵地で戦った前節のサンロッカーズ渋谷戦は、第3クォーターに30失点を喫するなど、終始外国籍選手を止めることができなかった。しかし、残り1分から本間遼太郎の3ポイントをきっかけに追いあげ、最大21点まで開いていた点差を6点にまで縮めた。最後の1分間で13点を積みあげたのは驚異的だ。

 新潟の最後の相手となる横浜ビー・コルセアーズは、三遠ネオフェニックスに敗れ、残留プレーオフ出場が確定した。ジェフリー・パーマーの2本のみにとどまった3ポイントが象徴するように、得点力不足は深刻だ。現在リーグ全体の17位に位置し、連勝できなければ残留プレーオフのホーム開催も逃す可能性大という状況にある。

 自信を取り戻して臨むためにも新潟を叩かなければならないが、3節前に1勝をもぎ取った新潟との連戦は、2戦とも80点前後の得点を挙げている。ディフェンスに難のある新潟との戦いは、シーズン前半に披露したオフェンス力を思い出すチャンスでもある。なりふり構わず、がむしゃらに攻め続ける姿勢が何よりも必要だ。

文=吉川哲彦

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