5月13、14日にB1残留プレーオフ2016-17の1回戦がCNAアリーナ★あきたで行われ、横浜ビー・コルセアーズが秋田ノーザンハピネッツと対戦した。第1戦で78-75と白星を挙げたが、第2戦で64-65と敗戦。しかし、5分間前後半の“第3戦”は17-16で勝利を収めて2回戦進出を決め、B1残留に望みをつないだ。
“第3戦”は、川村卓也がブザービーターとなる3ポイントシュートを沈める大逆転劇。試合後のヒーローインタビューで勝因を問われた川村は、「うちのチームの気持ちが現れたと思う。それに尽きると思います」とコメントした。また、2回戦については「今回の秋田戦みたいに、自分たちがどうありたいのか、自分たちの立ち位置はどこなのか(という)自分たちの思いを胸に、次のゲームに備えたいと思う」と意気込みを語った。
残留プレーオフ2回戦は5月19日に国立代々木競技場第二体育館で行われ、横浜は富山グラウジーズとの一発勝負に勝てばB1残留が決定。しかし、敗退した場合はB1所属を懸け、B2の広島ドラゴンフライズと群馬クレインサンダーズの勝者と戦う。クラッチシューターとしての真価を改めて見せつけた川村が、横浜をB1残留へ導けるのか注目が集まる。