5月27日に国立代々木競技場第一体育館で行われたB.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2016-17のファイナルで、栃木ブレックスが川崎ブレイブサンダースを85-79で下し、Bリーグ初代王者に輝いた。
栃木のトーマス・ウィスマンヘッドコーチは試合後のインタビューで、今の感想を問われると「とてもいい気分です」と答え、「このチームは強いハートを持ち、タフな道のりを乗り越えて、今日川崎という素晴らしい相手と戦い初代チャンピオンになった。うれしく思っています」と話した。
また、Bリーグ初年度となる今季を「とても長いシーズンだった。ここに辿り着くまでは過酷な道のりだった」と振り返り、「CSに入って初戦で千葉(ジェッツ)と当たり、セミファイナルでは2年前に(NBLプレーオフで)敗れた(シーホース)三河に勝ち、今日は1年前に敗れた川崎に勝った。難しいチャレンジを乗り越えることができたのは、チームのハートの強さがあったから」と、強い意志で優勝をつかみ取ったと強調した。
偉業を成し遂げた選手にどんな声を掛けたいかと尋ねられると、「まず、ブレックスネーションの皆さんに『ありがとう』と伝えたい。そして(選手には)『君たちがチャンピオンだよ』と伝えたい」と話した。