6月22日、『ナイタースペシャル田中大貴と富樫勇樹のBリーグラジオ~BREAK THE BORDER~』と題したラジオ番組がニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送された。
ラジオの生放送という難題に挑戦した2人は、ジングルの収録時には若干の硬さが見られた。しかし、“第1クォーター”から軽妙なトークを繰り広げ、勝負強さを発揮した。
パーソナリティの煙山光紀アナウンサーからBリーグ初年度の感想を求められると、千葉ジェッツの富樫は「環境面が変わったり、メディアに取りあげられることも多くなった。大きな一歩だった」と言及。一方、アルバルク東京の田中は「開幕戦を戦ったり、試合数も増えたり、注目されていることを肌で感じたし、長いシーズンだった」と、特別な1年を振り返った。
また、2人の関係性については、田中がU18日本代表合宿に、富樫がU16日本代表合宿に参加した際の合同練習で、富樫が声を掛けたことで交流が始まったという。このエピソードについて、田中は「富樫に声を掛けたもらったのは覚えているが、昔から自分のことを下に見ていた」と笑いを誘った。
続けて、富樫が田中から“コナン”というあだ名をつけられたことを明かすと、田中は「見た目でわかるでしょ?」と、煙山アナウンサーと東島衣里アナウンサーに同意を求める。富樫は「そうですかねー」と口を尖らせつつ、「田中さんは高校の時からプリンス(笑)。いい意味でクール、悪い意味でスカしている」と反撃した。
試合さながらの素早い攻守の切り替えで、テンポ良く番組は進行。Bリーグを沸かせた2人は、ラジオの盛りあげにも大いに貢献したようだ。