41歳の大口真洋が来季限りで引退、現役最後のシーズンも三遠でプレー

1998年に選手キャリアをスタートさせた三遠の大口 [写真]=B.LEAGUE

 三遠ネオフェニックスは6月27日、大口真洋との契約継続を発表。併せて、2017-18シーズンをもって引退することを報告した。

 1976年生まれで41歳の大口は、172センチ73キロのシューティングガードで、天理大学卒業後の1998年にオーエスジーフェニックス(現三遠)へ入団。bjリーグ時代には2010年、2011年、2015年の3度の優勝に貢献し、2010年にはプレーオフMVPに輝いた。在籍19シーズン目の今季は、レギュラーシーズン20試合に出場した。

 来季限りで現役を退くことが決まった大口は、クラブの公式HPで「社会人となり20年目を迎える2017-18シーズンも、三遠ネオフェニックスでプレーさせていただけることに感謝いたします」とコメントし、「現役最後のシーズンとなりますので、今まで応援してくださった皆さまへ感謝の気持ちを込めて、大口真洋らしいプレーをお見せできればと思っています」と意気込みを述べた。

 また、クラブは同日、大口が、来年度に創部される浜松学院大学男子バスケ部の初代監督に就任することを発表。来季は選手としての活動に加え、指導者としての活動を並行して行うベテランは「バスケの技術だけではなく、人として成長できるチームを目指していきます」と目標を掲げ、「学生たちを迎え入れるまでに、自分自身の成長を含め、しっかりと準備をしていきます」と語った。

 なお、三遠は27日時点で、太田敦也岡田慎吾鈴木達也田渡修人鹿野洵生の残留を発表している。

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