三遠ネオフェニックスは7月4日、元富山グラウジーズの比留木謙司と選手契約を締結したことを発表した。
【#13比留木 選手、2017-18シーズン選手契約締結】#三遠ネオフェニックスは、比留木謙司(@KenjiHilke)選手と2017-18シーズンの新規選手契約を締結いたしました!
比留木選手のコメントはこちら▶️https://t.co/UcmVIYxjjE#Bリーグ pic.twitter.com/ODIO45oeTs— 三遠ネオフェニックス🐤🔥SAN-EN NEOPHOENIX (@NEO_PHOENIX) July 4, 2017
31歳の比留木は196センチ94キロのパワーフォワードで、八王子高校卒業後の2005年からストリートボールに参戦。その後はサンディエゴ・シティ・カレッジを経て、2008年にbjリーグのライジング福岡(現ライジングゼファーフクオカ)へ入団し、富山、東京アパッチ、レラカムイ北海道(現レバンガ北海道)、熊本ヴォルターズに所属した。昨季復帰した富山では3月から選手兼通訳に就任し、レギュラーシーズン計47試合の出場で97得点(1試合平均2.1得点)を挙げたが、5月31日に自由交渉選手リストに公示された。また、ファンのSNS投票により2016-2017シーズンのユーモア選手賞に選出され、今オフシーズンは3x3 PREMIER.EXEに参加するなど多方面にわたり活躍している。
三遠加入が決まった比留木は、クラブの公式HPで「チャンピオンシップや優勝経験のあるチームに来られて興奮しているとともに、クラブ、ならびにスタッフの方々が、私を選手として迎え入れてくれたことに感謝したいと思います。自分の持てる経験、力すべてをチームへと捧げて優勝を目指したいと思います!」とコメントした。
一方で、退団が決まった富山のHPでは「Bリーグ初年度、残留争い、残留プレーオフなど初めての事ばかり、そして辛い時期もありました。ですが、その辛い時期を乗り越えられたのは間違いなく球団、選手、スタッフ、そしてなによりもファンの皆という『家族』がいたからだと思っています」と振り返り、「これからも県民と球団、そして選手たちが一丸となって闘ってゆく姿を僕に見せて下さい!1シーズンと短すぎる期間でしたが、最高に素晴らしい時間をもらえました!富山の皆さん!グラウジーズファンの皆さん!ありがとうございました!」と述べた。
なお、三遠は4日時点で、ロバート・ドジャー、大口真洋、太田敦也、鈴木達也、岡田慎吾、田渡修人、大石慎之介、鹿野洵生の残留に加え、元京都ハンナリーズの川嶋勇人、元横浜ビー・コルセアーズの岩田涼太との契約締結を発表している。