愛媛オレンジバイキングスは7月12日、田中亮が現役を引退し、今シーズンから三遠ネオフェニックスのスキルコーチ兼通訳に就任することを発表した。
この度、昨シーズン愛媛オレンジバイキングスに所属しておりました、田中亮選手が引退をすることとなりまいたのでお知らせ致します。
また、B1中地区の三遠ネオフェニックスのスキルコーチ兼通訳に就任致しましたのでお知らせ致します。https://t.co/gfeGGJMfR8— 愛媛オレンジバイキングス (@orangevikings) July 12, 2017
現在29歳でブリガム・ヤング大学ハワイ校出身の田中は、2012年に当時bjリーグ所属の群馬クレインサンダーズに入団し、翌年に大分ヒートデビルズ(現愛媛)へ移籍。2014年からは仙台89ERSでプレーしていたが、昨季から愛媛に復帰し、計30試合に出場した。
5年間のプロキャリアに終止符を打った田中は、クラブの公式HPで「自分を常に支えてくれた家族や友人、過去に在籍していたチームのスタッフ、コーチ、チームメイトの皆さん、そしてチームはもちろん、自分個人を応援して下さった方々に本当に感謝の気持ちしかありません。自分はただバスケットボール選手ではなくなるだけで『田中亮』そのものは何も変わることなく今後も日々成長していけるように精進して行きますのでこれからもよろしくお願いします!」とコメントした。
また、三遠も同日、田中のスキルコーチ兼通訳就任を発表。「チームが掲げる優勝という目標に向かって、常にプレーヤーファーストで考え、コーチングスタッフともコミュニケーションを大事に、情熱を持って、チームのためにやるべき仕事をしていきます」と意気込みを述べた。