大ケガを乗り越え2シーズンぶりに復帰、宮崎恭行がFE名古屋と契約締結

 Fイーグルス名古屋は8月18日、宮崎恭行と2017-18シーズンの選手契約を結んだことを発表した。

 三重県出身で主にポイントガードを務める宮崎は、2006年にFE名古屋へ入団。これまで、JBL2時代にMVPを3回受賞するなどクラブの中心選手として活躍した。しかし、2015年11月、一度に膝蓋腱断裂、前十字靭帯断裂、半月板損傷、内側側副靭帯損傷などの大ケガを負い、リハビリに取り組んでいた。

 2シーズンぶりに復帰を果たした宮崎は、クラブの公式HPにて「今シーズン、プレーするチャンスを与えてくれたチームに感謝します。プレー出来なかった2年分の思いを込め『B2優勝!B1昇格!』というチームの目標に貢献できるよう精一杯プレーしたいと思います」とメッセージを送った。

 また、代表を務める坂口肇氏は「私も含め周辺の人間も『まずスポーツ選手としての復帰は難しいもの』との印象を持った人が多かったと思います。 ただし、本人だけが、『何とかもう一度バスケのコートに立ちたい』との固い意志の下、ずっと地道なリハビリを続けてきたのは知っておりました」と振り返り、「この夏の合宿、全てのメニューを他の選手と一緒にこなし、その後の練習も他の選手と同じにこなしている宮崎選手を見て『現役復帰は無理』等と思っていた自分自身を大変『恥ずかしく』思うとともに、2年間地道なリハビリに取り組んでくれた宮崎選手に『敬意』を表したいと思います」とコメント。最後に「ミヤ!復帰おめでとう!」と喜びを口にした。

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