2017.08.18

仲西淳が12年間のプロ生活に幕、今季からは奈良の通訳兼スキルコーチに就任

現役引退を決断した仲西[写真]=B.LEAGUE
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 8月17日、5月18日付けでBリーグの自由交渉選手リストに公示された元山形ワイヴァンズ仲西淳が、昨シーズンを最後に引退することを自身のブログ(http://blog.lirionet.jp/jwalk1/2017/08/post-9b74.html)で報告。また、18日、バンビシャス奈良の通訳兼スキルコーチに就任することが発表された。

 現在35歳の仲西は、15歳の時に単身でアメリカへ留学。サンタモニカ短期大学卒業後の2005年から東京アパッチでプレーし、2007年にライジング福岡(現ライジングゼファー福岡)へ移籍した。翌年に大阪エヴェッサへ加入し、2010年に福岡へ復帰。2014-15シーズンは岩手ビッグブルズ、翌シーズンは福岡に所属し、昨季はシーズン途中にB3リーグの東京サンレーヴスから山形へ入団した。同クラブではレギュラーシーズン計19試合に出場して64得点(1試合平均3.4得点)を挙げた。

 『ご報告』と題したブログを掲載した仲西は、「12年間という選手生活でしたが、今まで本当に沢山の方々に支えらここまでやってこれたと思います。35歳体の限界ではありませんが、ここが引き際かなと家族と相談してたどり着いた決断です」と引退を発表。さらに、ここまでのキャリアを懐古し、次のようにつづった。

 「こうやって振り返って見ると長かったようであっという間に過ぎていった12年間でした。マイケルジョーダンに憧れ15歳で単身で渡米し、そこからバスケットボール人生が変わりました。特別な物を持っていなかった自分がアメリカの中で揉まれてプロで12年間プレイ出来たのは誰にも負けないバスケットボールに対する情熱があったからこそですし、バスケットボールを通して出会った沢山の方々に支えられたこそです」

 「最後になりますが、長い間バスケットボールという激しい競技を続けられる身体に産んでくれた母親に感謝したいです。またけして裕福な家庭ではなかったのにアメリカ渡米という決断も許してくれて、サポートしてくれたのも母親と兄でした。本当に今までありがとう。そして自分の家族。3人の子供達にプロバスケ選手としての親父の背中を見せれて本当に幸せでした。試合に勝った喜びも負けた悔しさも全て一緒に共有出来た事、そしてどんな時も一番側で応援してサポートしてくれた事を心から感謝しています。ありがとう」

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