堅実に3次ラウンド進出の秋田、指揮官「点差が離れても自分たちのバスケットを」

JR東日本秋田ペッカーズとの3回戦 [写真提供]=日本バスケットボール協会

「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」の2次ラウンドが9月16日から18日にかけて行われ、湿原の風アリーナ釧路で東日本エリア男子の2回戦から4回戦が開催された。

 B2リーグから参戦の秋田ノーザンハピネッツは、17日の3回戦でJR東日本秋田ペッカーズ(秋田)に93-57で勝利。続く18日の4回戦でも、B3リーグ所属の大塚商会アルファーズ(東京)を106-57で下し、11月25日から実施の3次ラウンド進出を決めた。チームは公式HPをとおして、ジョゼップ・クラロス・カナルス(ペップ)ヘッドコーチのコメントを発表した。

 指揮官はJR東日本秋田戦について、相手は「(もし外国籍選手がいたら)Bリーグでも戦えるようなチームだし、中にはBリーグで戦えるような選手もいる」とコメント。「そういった相手をしっかりリスペクトしながら、気を緩めることなく全力でプレーできたのがよかった」と、県内チーム同士の対戦を振り返った。

 また、49点差で大勝した大塚商会戦については、「点差の離れた試合でも、しっかり自分たちのバスケットをするということを忘れずに、最後までハードに戦ってくれたので評価したい」と話す。試合の出だしが良くなかったと指摘しつつも、「2クォーター以降で立て直しましたが、タイムアウトを取って修正をしたわけではないので、選手たちそれぞれが自分たちのやるべきことをわかっていて自分たちで修正できた」とチームの戦いぶりを称えた。

[写真提供]=日本バスケットボール協会

「とにかく目の前の試合に集中していきたい」と述べるペップHC。秋田の2017-18シーズン開幕戦は9月30日に行われ、CNAアリーナ★あきたで熊本ヴォルターズを迎え撃つ。

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