2017年10月5日、栃木ブレックスの田臥勇太が37歳の誕生日を迎えた。能代工業高校(秋田県)時代にインターハイ、国民体育大会、ウインターカップの三大タイトルを3年連続で手にした男は、2000年にブリガムヤング大学ハワイ校進学のためアメリカへ渡った。その後、トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)を経て、2003年に再び渡米。そして2004年、NBAのフェニックス・サンズと契約を結びロースター入りを果たすと、11月3日に日本人として初めてNBAのコートに立った。そんな“日本人初のNBA選手”「田臥勇太」の名は、バスケットボールファンのみならず多くの人々に知れ渡っている。今もなお現役でプレーを続け、日本屈指の司令塔として活躍する田臥の歴史の一部を写真とともに振り返っていく。
■1999年3月
アメリカでのナイキ・フープサミットに日本人として初めて出場
■2003年9月
NBAデンバー・ナゲッツと契約を結ぶもメンバーに残れず
■2003年11月
ABA(アメリカ独立プロリーグ)のロングビーチ・ジャム・アルビレックスと契約
■2004年9月
NBAフェニックス・サンズと契約
■2004年11月
日本人として初めてNBAのコートに立つ(vsアトランタ・ホークス)。計4試合に出場して7得点4リバウンド3アシスト
■2005年9月
NBAロサンゼルス・クリッパーズと契約
■2005年10月
クリッパーズの一員としてプレシーズンゲームに出場
■2005年11月
NBADリーグのアルバカーキ・サンダーバーズに加入
■2006年7月
NBAダラス・マーベリックスのサマーリーグに参加
■2006年11月
NBADリーグのベーカーズフィールド・ジャムに加入
■2007年11月
NBADリーグのアナハイム・アーセナルに加入
■2008年7月
NBAニュージャージー・ネッツのサマーリーグに参加
■2010年11月
アジア競技大会(日本代表)
■2015年9月
アジア選手権(日本代表)
■2016年7月
オリンピック世界最終予選(日本代表)
■2017年5月
栃木ブレックスをBリーグ初代王者に導く
■現在