川崎ブレイブサンダースが激戦を制す、第1Qのビハインドを跳ね返して2点差勝利

決勝点を沈めた川崎の篠山竜青 [写真]=B.LEAGUE

 10月20日に川崎市とどろきアリーナでB1リーグ第4節第1戦が行われ、川崎ブレイブサンダースサンロッカーズ渋谷が対戦した。

 2連勝中のSR渋谷は第1クォーター開始52秒に広瀬健太の3ポイントシュートで先手を奪うと、長谷川智也が2連続で3ポイントを沈めて序盤で0-9とリード。ジョシュ・ハレルソンベンドラメ礼生広瀬健太にも3ポイントが飛びだし、最初の10分間で15-28と大きく突き放した。

 ともにオンザコート1で臨んだ第2クォーターは、一転して川崎のペース。ジョシュ・デービスが開始早々にフリースローから2点を加えて鎌田裕也藤井祐眞も得点を挙げると、開始4分43秒に篠山竜青がバスケットカウントを成功させて24-31と詰め寄る。さらに、長谷川技ニック・ファジーカスが3ポイントを沈め、残り2分57秒で32-35。その後も主導権を握った川崎が計29得点を重ね、44-43でハーフタイムを迎えた。

サクレ(左)とファジーカス(右)のマッチアップ [写真]=B.LEAGUE

 後半の出だしに伊藤駿ロバート・サクレの連続得点を挙げてSR渋谷がペースを握ったかに思われたが、川崎は辻直人が奮起。開始2分14秒に3ポイントを決めると、同3分18秒のジャンプショット、同4分29秒のフリースロー3本をすべて得点につなげた。対するSR渋谷は広瀬や長谷川、満原優樹の得点で食らいつき、62-60で第3クォーターを終えた。

 勝負の最終クォーターは序盤に、川崎の小澤智将、SR渋谷のべンドラメがそれぞれ3ポイントをマーク。互いにミスが目立つ展開となり、残り5分の時点で72-72と拮抗した。タイムアウト明けにサクレが勝ち越し点を決めたが、川崎は篠山のフリースロー、辻の3ポイントで再びリードを奪う。シーソーゲームの様相を呈す中、83-83で迎えた試合終了残り54秒に篠山の得点を挙げると、最後は相手のミスにも助かり、2点差で勝利を収めた。

【試合結果】
川崎ブレイブサンダース 85-83 サンロッカーズ渋谷(@川崎市とどろきアリーナ)
川 崎|15|29|18|23|=85
SR渋谷|28|15|17|23|=83

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