ライバル相手に4連敗、三遠ネオフェニックスの藤田HC「悪かった時間は明確」

敗戦にも前を向く三遠の藤田弘輝ヘッドコーチ [写真]=B.LEAGUE

 11月12日に愛知県体育館で行われたB1リーグ第8節第2戦で、三遠ネオフェニックス名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。第1クォーターで8点のリードを奪ったものの、その後は失速し、最終スコア59-78で敗戦を喫した。

 三遠の藤田弘輝ヘッドコーチは試合後、「昨日(第1戦)と違って、すごく気持ちの入ったチームバスケットを選手たちは表現してくれたと思う。今日(第2戦)はサイドラインから見てすごく誇らしく思った」とコメント。57-85で敗れた第1戦に続き大差で敗れたが、「抑えられなかったところ、流れが悪かった時間は非常に明確。それは最終的に解決できると信じていますし、僕らのバスケットはいい方向に向かっていると信じている」と先を見据えた。

 同じ中地区に所属する名古屋Dとの対戦は今季4戦4敗。第8節を終えて、6勝9敗の同勝率で2位につけるライバルを「個人能力がすごく高いチーム」と指揮官は評する。「地区が同じで、負け越してしまうと、タイブレークは相手にいってしまう。『チームとしてプライドを持って戦おう』」と選手たちに伝えたというが、結果的には黒星を喫した。

 また、ジェロウム・ティルマンに5本の3ポイントを含む23得点、クレイグ・ブラッキンズに3本の3ポイントを含む17得点を与えたことについても言及。「2人が同時に出ていると、すごく止めづらい。それに対して、守れるラインナップが今は組めていない。チームの戦術であったり、もう一歩クローズアウトさせてドリブルさせたり、足りない部分があると思う」

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