11月19日に行われたB1リーグ第9節第2戦で、シーホース三河がホームのウィングアリーナ刈谷で横浜ビー・コルセアーズと対戦。Bリーグ新記録となる16連勝が懸かった一戦を90-72で制した。クラブは同日、試合後の選手コメントを発表した。
今シーズンから三河に所属する松井啓十郎は、アルバルク東京から移籍後最多の15得点をマーク。6本放った3ポイントシュートのうち5本成功させ、4アシストも記録した。「意識はしてなかった」(松井)という16連勝だったが、「目の前に16連勝っているのがあるとやはりちょっと意識してしまうところもあったんですけど、シーホースらしく今日も40分間プレーできたのかなと思います」と振り返った。
第2クォーター開始2分11秒からコートに立った松井だが、直後の相手テクニカルファウルで獲得したフリースローを失敗。それでも、「そこからちょっと引きずらないように、思い切って3Pを打とうということで、チームメイトがうまくパスをくれたりスクリーンをしてくれたので、気持ちよく第2Qはシュートが決められました」と語ったように、この10分間だけで4本の3ポイントを沈めた。
また、この日の試合には3051人のファンが集結。「本当にすごいエネルギーを感じて、初めて観に来てくださったお客様もいると思うので、その中でシーホースのバスケットは面白いと思って帰ってもらって、来週は天皇杯という大会があるので、その後にまたここに来るので、ぜひ足を運んで、今日みたいな応援をまたお願いします」と、第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会の3次ラウンド後に控えるアルバルク東京との大一番に向けてコメントした。