元秋田のライオンズが現役復帰、千葉ジェッツが契約基本合意を発表

「私は恵まれているとしか言いようがありません」とレオ・ライオンズ [写真]=B.LEAGUE

 千葉ジェッツは11月29日、レオ・ライオンズとの契約が基本合意に至ったことを発表した。

 現在30歳のライオンズは、206センチ115キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。ミズーリ大学を経て、イスラエルやアメリカ、ウクライナなどのクラブでプレーした。その後、2016-17シーズン途中に全州KCCイージス(韓国)から秋田ノーザンハピネッツへ移籍。レギュラーシーズン18試合の出場で1試合平均15.8得点7.3リバウンドの成績を残し、今季の残留が決まっていたものの、開幕前の7月31日に「個人的な理由」(同選手)で引退を決断して契約解除となった。

 千葉での現役復帰を決めたライオンズは、クラブ公式HPをとおして「こんなに素晴らしい組織のために日本に戻ってバスケットボールを続けることができとは、私は恵まれているとしか言いようがありません」と明かし、「ジェッツをサポートするブースターの皆さんと船橋市は本当に素晴らしいと思います。ジェッツとブースターの皆さんのため千葉に優勝をもたらす戦いの場に向かう気持ちを抑えることが出来ません。皆さんにお会いできること、ジェッツファミリーの一員になることを楽しみにしています!入団させていただいたことに感謝します」と述べた。

 また、クラブは佐藤博紀ゼネラルマネージャーのコメントも発表した。

「この度、レオ・ライオンズ選手と契約合意に至りました。決断をしてくれたレオ・ライオンズ選手はもちろん、今回の契約にご尽力いただいた全ての方に感謝の意を表したいと思います。レオ・ライオンズ選手は経験豊富で日本でのプレー経験も持ち、とてもポテンシャルの高い選手です。一度、現役を退いておりますが、再び日本でプレーをすることを望み、その場所に千葉ジェッツふなばしを選んでくれました。強い決意のもと千葉ジェッツでプレーしてくれるレオ・ライオンズ選手を歓迎したいと思います。皆様におかれましては、レオ・ライオンズ選手への厚いサポートを何卒よろしくお願い申し上げます」

 なお、契約締結および試合出場はメディカルチェックなど終了後となる。

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